1. HOME
  2. 学部・大学院
  3. 学部
  4. 学科・専攻案内(2~4年次)
  5. 史学科

史学科Department of History

歴史を楽しく学ぶことを通して、現在と未来のさまざまな問題に対処できる力を養います。

歴史とは、過去の人々の智慧と努力、成功と失敗の巨大な集積です。私たちや社会はこれからどこへ向かっていくのか、より良い未来のためにどう行動するべきか。社会や価値観が激しく変化する現代において、そうした疑問を解決する手掛かりは、歴史の中に見いだすことができます。史学科では、歴史を多面的な視点で捉えることで新たな気づきを促し、現代を見つめ、未来の問題を解決する力を育てていきます。

学科の特徴

1歴史について幅広い知識を身につけ、問題解決能力を養う

単に事実を知り、暗記をするのではなく、同じ過去の出来事でも視点や発想を変えることで、また違った見方ができるのだということを授業を通して体験します。こうした体験により、実社会におけるさまざまな問題に対応し、解決していく力を身につけていきます。

2時間的にも空間的にも幅広く学ぶ、多彩な授業メニュー

古代史から現代史、ヨーロッパ史からアジア史、考古学から民俗学まで、さまざまな時代や地域、分野に関する、幅広い知識を自身の興味・関心に応じて学ぶことができます。本学科が開設する学びのテーマは実に多彩で、大規模大学にも引けを取りません。

3丁寧な指導と、主体性が身につく学外活動

2年次生のための入門授業や専門性を深めた3・4次年生のためのゼミのほか、文献講読といった授業を用意し、学生一人ひとりの適性と進度を見極めた丁寧な指導を行います。また、学外活動や学外研修の機会も多く、学生の主体的な学びを深めていきます。

学びの分野

日本史コース

日本史の教員全員が授業を行う2年次の演習を経て、3~4年次には日本古代史、日本中世史、日本近世史、日本近現代史のいずれかのゼミで専門的な研究を行う。史料を的確に分析するため、必修科目で漢文、候(そうろう)文、変体仮名、草書体の読解力を身につける。

学びのキーワード
  • 日本古代史
  • 日本中世史
  • 日本近世史
  • 日本近現代史

世界史コース

2年次に演習で広範な知識を学び、3~4年次に東・東南アジア史、南・西アジア史、フランス史、イギリス史、中欧・東欧史、アメリカ史のいずれかのゼミで研究を進める。関連する言語について文献講読の授業があり、原典の読解を通じて広い視野を獲得し、自らのテーマを多面的に探求する。

学びのキーワード
  • ヨーロッパ中世史
  • ヨーロッパ近代史
  • ヨーロッパ現代史
  • アメリカ史
  • 中国近代史
  • 西アジア史

学びの流れ

画面を拡大してご覧下さい。

学びの流れ

卒業後の進路

本学科の卒業生は、毎年大部分が企業、官公庁に就職し、数名が大学院に進学しています。企業では、金融、IT、メーカー、運輸、マスコミ、旅行会社などに就職実績があります。また教職課程を履修し教員になった人や、博物館学芸員課程を履修して博物館に就職した人もいます。

卒業後の進路
【その他】
建設業/製造業/運輸業・郵便業/卸売業/宿泊業・飲食サービス業/生活関連サービス業・娯楽業/その他の教育・学習支援業/社会保険・社会福祉・介護事業/複合サービス事業/地方公務

取得できる免許・資格

  • 高等学校教諭一種免許状(地理歴史)
  • 日本語教員
  • 博物館学芸員
  • 図書館司書
  • 司書教諭

教員紹介

石原 比伊呂

担当科目日本中世史Ⅰ、日本史演習Ⅱ-2、日本史演習Ⅲ-2

日本中世史を専門としています。特に室町時代の公武関係(天皇と将軍の関係)の研究を進めており、その過程で、室町時代における雅楽(笙)の政治史的意味にも関心を持つようになりました。

印出 忠夫

担当科目ヨーロッパ中世史Ⅰ、世界史文献講読Ⅲ-1

ヨーロッパ中世史。この時代のキリスト教の問題について、フランス、特に南フランス地方が果たした独特の役割に注目しつつ研究しています。

桑名 映子

担当科目ヨーロッパ現代史Ⅰ、世界史文献講読Ⅳ

1918年に崩壊した中央ヨーロッパの大国、ハプスブルク帝国と、その一部をなしていたハンガリー王国が私の専門です。皇帝の勅書から少数民族の請願まで、多様な人々の声に接することができ、興味がつきません。

小泉 徹

担当科目ヨーロッパ近代史Ⅰ、世界史演習Ⅱ-3

近世ヨーロッパの国家構造、社会構造に関心を持っています。具体的には、1500~1800年ごろのイギリスを中心に、人と人の結びつきが、どのように国家や社会をかたちづくっているのかを調べています。

五味 知子

担当科目中国近代史、世界史演習Ⅱ-1

専門は16~20世紀初頭(明末~清末)の中国史です。特にジェンダーや家族をめぐる法規範・社会規範に着目しながら、裁判史料や新聞中の言説を分析しています。

酒井 一輔

担当科目日本近世史Ⅰ、日本史演習Ⅱ-3

専門は日本の近世から幕末維新期にかけての経済史です。この時期に地域経済や地域社会が発展・活性化していった仕組みについて、領主や商人・豪農の活動に注目して研究しています。

佐々木 恵介

担当科目日本古代史Ⅰ、基礎課程演習4、日本史演習Ⅱ-1

専攻は日本古代史です。とくに近年では、奈良時代や平安時代の朝廷で、書類の決裁や会議、人事などの業務をどのように行っていたかを、貴族の日記などを用いて調べています。

土田 宏成

担当科目日本史への招待、史料講読Ⅱ、日本近現代史Ⅰ、日本史演習Ⅱ-4

戦争や自然災害が、日本社会にどのような影響を与えてきたかについて興味があります。実際に発生した場合の被害や対応だけでなく、将来に備えて対策をおこなうことも社会に影響を与えます。それらのことを歴史のなかに位置付けたいと思っています。

山口 昭彦

担当科目西アジア近代史、外国史概説、世界史演習Ⅱ-5

サファヴィー朝やオスマン朝といった近世西アジアの帝国が、広大な版図に暮らす多様な民族や宗教集団をどのように統合していたのかを、クルド人と呼ばれる人々に焦点を当てながら研究しています。