基礎課程科目
全学必修科目
聖心女子大学は創立以来、キリスト教の精神とリベラル・アーツの伝統のもとに、全人的な人間形成を教育目標に掲げています。そのため「キリスト教学」「英語」「第二外国語」「ウェルネス・身体活動」「AI・データサイエンス」を必修科目とし、キリスト教への深い理解と高い語学力を身につけ、健康な身体を養います。
- 履修の目的
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キリスト教学 本学の教育の基盤であるキリスト教の価値観について多面的・多角的な視点で学ぶ。 英語・第二外国語 国際化の時代にふさわしい語学力、コミュニケーション能力を身につけ、諸外国の文化的背景を学び、国際的視野を広げる。 ウェルネス・身体活動 健康の科学や運動文化への理解を深め、適切な運動習慣を身につけ、生涯にわたる健康保持のための基盤をつくる。 AI・データサイエンス すべての大学生が学ぶことを目的に設立された文部科学省の数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)において求められるモデルカリキュラムで、Society5.0時代に必要な「数理・データサイエンス・AI」の基礎を学ぶ。
聖心リベラル・アーツ群
- 現代を生き抜く教養を身につける
- 「聖心・リベラルアーツ群」では、世界の多様な社会と文化を理解し、自身の生き方を考えていくことのできる総合現代教養科目と、8 学科の専門科目のうち他学科生も受講できる科目を7 領域に整理しています。これらの科目を自由に履修することによって、学科で学ぶ専門的内容とは異なるより多くの分野に触れる、学科を横断する学際的な内容に触れる、学科の専門的内容とリンクさながら地球的規模で考え行動するなど、自由で創造的な学びを実現することができます。
聖心リベラル・アーツ群
聖心リベラル・アーツ群の7つの分野
- 言語と思考
- 言語、言語学、ディスカッションベース、史料講読、交渉、対話
- 文学と芸術
- 美学、芸能、文学、身体表現、文化史、サブカルチャー、ポップカルチャー、映画
- 社会システム
- 政治(史)、経済(史)、金融、法律、法学
- コミュニティと環境
- 社会学、環境、持続可能性、文化人類、比較文化、カルチュラルスタディーズ、ジャーナリズム、メディア
- 心と科学
- 自然科学、科学史、健康科学、宗教、民俗学、民衆史、心性史、社会心理、組織心理、 倫理、自然観、人間観、比較行動、進化心理、認知心理
- キャリアと生涯発達
- キャリア、 女性、 ジェンダー、 教育工学、 職業社会、ライフコース、 親子関係、発達心理、 生活や暮らし
- 聖心スピリット
- 難民、 ボランティア、 共生、 地域連携
基礎課程演習(科目)
新入生は全員が、「基礎課程演習」という少人数のゼミを必ず履修することになっています。
「基礎課程演習」は、担当教員の指導のもと、学生自身による主体的な研究発表と学生同士の意見交換を中心に進められます。
調査や情報収集をする力、発表する力、聴く力、議論する力、口頭や文章等で上手に表現する力が強化され、大学での学習・研究活動に必要な基礎的能力や積極的姿勢を身につけます。
これらのスキルは、少人数クラスのゼミで、各分野の専門的な知見を持った担当教員の指導を受けながら、学生自身が調査し、発表し、議論していくうちに磨かれるものです。
基礎課程演習(科目)
2023年度開講科目
- ゲーム制作で学ぶプログラミングの基礎
- 映画で読み解くアメリカの詩と文化
- Japan in the Global Imagination (外国から見た日本)
- 『不思議の国のアリス』を原書で読む
- くずし字で読む「百人一首」とそのパロディー
- 文学って何だ?(中でも、日本の近代文学、だけど・・・)
- あなたの身のまわりの気になる日本語
- イスラーム史の「謎解き」に挑戦しよう
- ハプスブルク帝国の歴史
- 源義経暗殺計画の虚像と実像-歴史物語と歴史学
- フィールドワークから探る多文化都市東京の現在
- 東京の人類学ーフィールドワークを体験しよう
- ジェンダーについて考える
- 「異文化理解」の視点で、国内外の社会・コミュニケーションに生じる変化を考える
- グローバリゼーションとメディアの変容
- 映像と異文化コミュニケーション入門
- 「世界遺産」を通してSDGs11.4と国際文化協力を考える
- 大学を知る・大学の学びを知る
- アート/芸術と美的な体験
- 学問の基礎
- 子どもと読書
- 想像力のトレーニング
- 持続可能な社会をつくる教育と生涯学習
- 乳幼児期の保育・教育
- 子どもの福祉と子育て支援
- 心理学の多様な領域を学ぶことを通して、大学で学ぶ技術を習得する。
- 心理学と動物行動学から学ぶヒトの「なぜ」
- 人間の心と社会