日本の伝統文化に興味を持っていたため、学科にこだわらず文化や日本に関連する講義を幅広く履修しました。さまざまな知識を得るなかで、特に比較文化学を深く学びたいと考えるようになり、人間関係学科に進みました。授業のグループ研究では、日本の伝統芸能の魅力とその継承における課題について調査・考察。職人の方々を訪ねてインタビューを行うなど大変なこともありましたが、役割分担を明確にすることでグループがまとまり、乗り切ることができました。ゼミで特に印象深かった取り組みは、福島県南相馬市で原発事故の影響についてフィールドワークをおこなったことです。原発事故の影響について、メディアが伝えきれない生活者の生の声に直接触れ、社会問題にさまざまな角度から光を当てることの重要性を再確認することができました。
- 人間関係学科
神尾明日香 Asuka Kamio
人間関係学科では、比較文化学や国際協力を専門とする大橋正明ゼミに所属。卒業後は公務員として働き、聖心の学びのなかで得られた自分の強みを活かして、チームワークを大切に地域の課題解決に力を尽くしたいと思っています。