コード KD72-01
授業科目 保育内容研究[表現]1
副題 (表現と表現力)
副専攻
特記事項
担当者 小林 由利子
単位 2
期・曜時 前期 土1
対象学年 2・3・4年

学習目標
 幼稚園教育要領における、保育内容の感性と表現に関わる領域「表現」について理解し、子どもの「遊び」を表現の視点から考える。実際に表現することを通して子どもの「遊び」について考え、「遊び」にどうかかわるかについて学ぶ。
授業概要
 幼稚園教育要領における保育内容「表現」について、どのようにとらえるか、保育者が子どもの表現にどうかかわるか、保育者としてどのような表現力と感性が求められるか、などについて考える。これらについて、できるだけ教材研究と活動を通して具体的に考えていく。
テキスト
 文部科学省 『幼稚園教育要領解説』フレーベル館
 萌文書林 『保育に役立つストーリーエプロン』
参考文献・課題図書
 小林由利子他 『ドラマ教育入門』図書文化社
 小林由利子編 『やってみよう!アプライドドラマ』図書文化社
 小川清実編 『演習 児童文化 保育内容としての実践と展開』萌文書林
受講生への要望
 さまざまなアクティビティをするので、動きやすい服装で参加してください。遅刻しないようにしてください。
評価方法
 授業への参加、課題レポート、学期末テストにより総合的に評価する。
授業計画
1.表出と表現とは何か
2.幼稚園教育要領における領域「表現」
3.子どもの表現の発達
4.子どもの表現と保育者の表現
5.教材として身の回りの物を使う意味、教材研究(1):紙袋を使って
6.物を見立てる意味、教材研究(2):靴下を使って
7.動きで表情を表現、教材研究(3):ハンドパペットを使って
8.総合芸術としての演劇、教材研究(4):ダンシング・パペット・ショー
9.舞台の可能性、教材研究(5):テーブル・パペット
10.見立てと変身、教材研究(6):お店屋さんごっこ(1)
11.ごっこ世界における小道具、教材研究(7):お店屋さんごっこ(2)
12.絵本の語り聞かせと劇遊び、教材研究(8):絵本の劇化
13.世界のドラマ教育、教材研究(9):Drama in Education
14.遊びと子どもの表現と保育者の表現
15.期末テスト
自由記述欄
 子どもの遊びを理解する一つの方法として、ドラマ/演劇を通して想像世界を経験してみます。

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