コード
KA64-01
授業科目
音楽概論2 A
副題
(子どもの音楽的表現を見る・育てる)
副専攻
特記事項
担当者
今川 恭子
単位
2
期・曜時
前期 木1
対象学年
2・3・4年
学習目標
音・音楽を介した表現とは何かを考え、表現者として子どもが育つ過程を理解した上で、幼児の音楽的表現を育てるために必要な知識と技能を身につける。
授業概要
講義と演習形式を組み合わせ、実際にさまざまな体験を通して、幼児の音楽的表現をどのように理解すべきか、また、どのように育てるべきかを学ぶ。主に幼稚園教諭を目指す学生を対象にする。『幼稚園教育要領』に示される領域〈表現〉の内容に添うことを前提とするので、必ずしも狭義の音楽活動のみにとどまらない内容も広く扱う。その一方で、幼稚園教諭に必須の音楽的技能の習得も目指すので、ピアノセルでの実技指導も行い、学生による独奏・弾き歌い指導なども実施する。
テキスト
今川恭子・宇佐美明子・志民一成編著『子どもの表現を見る・育てる-音楽と造形の視点から』文化書房博文社
南曜子ほか編『心を育む子どもの歌』教育芸術社、2005
『歌はともだち』教育芸術社
参考文献・課題図書
野波健彦・板良敷敏編著『新保育シリーズ・保育内容 表現』光生館、2009
受講生への要望
人数制限があるので初日の授業には必ず出席すること。実技指導を受ける際には、必ず十分な練習をして臨むこと。内容によっては事前の準備、動きやすい服装での参加が必要。読譜や鍵盤楽器演奏は主たる内容ではないが、読譜の基礎知識および鍵盤楽器の初歩的技能は身につけた上で履修することが望ましい。ピアノが弾けない、楽譜が読めないなどの理由で履修に迷う場合は、登録前に担当教員に相談すること。
評価方法
出席、レポート、授業内での発表を総合的に評価する。
授業計画
1.オリエンテーション:音楽的表現とは何か
2.「表現」を考える(新聞紙を使ったワークショップ)
3.身体と表現(わらべうた、ボディパーカッションなど)/ピアノと歌の実技指導
4.身体と表現(わらべうた、ボディパーカッションなど)/ピアノと歌の実技指導
5.声を出す・声でかかわる・歌う(めざせ声のマルティパフォーマー)/ピアノと歌の実技指導
6.声を出す・声でかかわる・歌う(めざせ声のマルティパフォーマー)/ピアノと歌の実技指導
7.中間発表会:手遊び、素歌い、弾き歌い
8.環境と表現:構内のサウンドウォーク
9.音遊びと環境構成(モノの音で遊ぶ、手づくり楽器を考える)/ピアノと歌の実技指導
10.音遊びと環境構成(モノの音で遊ぶ、手づくり楽器を考える)/ピアノと歌の実技指導
11.音遊びと環境構成(楽器で遊ぶ、演奏する)/ピアノと歌の実技指導
12.音で遊ぶ・楽器で遊ぶ(楽器で遊ぶ・演奏する)/ピアノと歌の実技指導
13.まとめの模擬保育
14.実技指導のまとめ
15.まとめの演奏発表会
自由記述欄
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