コード JH62-01
授業科目 教育学演習2-11
副題 (地球時代の子どもと教育)
副専攻 J1
特記事項
担当者 北村 和夫
単位 2
期・曜時 後期 火2
対象学年 3年

学習目標
 学生の調査・発表・討議を中心とする演習授業を通し、歴史的、理論的視点に立って「子ども」とその周辺の事象につき幅広く多角的に考察する力を養い、これに関する専門的な知識と関心を深める。
授業概要
 これからの地球時代に生き、多文化・多民族が共生する新たな社会を築いていく子どもたち。個性豊かな一人の人間として、また地球市民として育つ上で、どのような子ども時代が望まれるのか。この演習では、子どもに関する歴史的・原理的・実態的な理解を深めたい。さらに現代世界の子どもの置かれた状況を知り、これを教育的にどう受け止めるか考えたい。
テキスト
 毎週共通文献をプリントして配布する。
参考文献・課題図書
 ゼミ開始時に参考文献リストを配布する。
受講生への要望
 北村と相談しつつ多くの文献・データを自力で収集して読みこなし、プレゼンテーション方法にも工夫して欲しい。演習への積極的な関与・発言と貢献が求められる。
 副専攻生は人数に余裕のある時のみ履修可。
評価方法
 共通文献へのコメント、分担部分の発表、最終レポート、ゼミでのディスカッション等を総合して評価する。
授業計画
1.授業計画の説明、発表分担の決定など
2.共通文献の講読(1)
3.共通文献の講読(2)
4.中間発表
5.日本における子ども観の伝統
6.西洋近代における「子どもの発見」
7.国際新教育運動と児童中心主義
8.児童文化運動と童心主義
9.自由保育の子ども観と幼児教育
10.「教育家族」の心性と論理
11.母性と子ども
12.子育て方法の国際比較から見た子ども観
13.「子どもの権利条約」の子ども観
14.現代子ども論と子どもたちのいま
15.世界の子どもたちと「地球市民を育てる教育」
自由記述欄
 

Copyrights 2013 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.

■BACK ■検索システムへ ■TOPへ