コード JH14-02
授業科目 教育学演習1 B
副題
副専攻 J1
特記事項
担当者 (前)北村 和夫・(後)永田 佳之
単位 4
期・曜時 通年 水4
対象学年 2年

学習目標
(前期)
 教育について多角的に論じる文献を購読し、発表し、討議することを通じて教育と教育学に関する基礎的な知識・理解を習得し、関心を求める。
(後期)
 教育や学校に関する「自明性の理」からの解放と基礎知識の習得を目指す。
授業概要
(前期)
 教育学と隣接諸科学に関する基礎的文献と教育の実践的な文献を講読し、教育学における問題のとらえ方、その研究の仕方、および教育実践の在り方、考え方などについて初歩的理解を得ることを目的とする。
(後期)
 国内外の多様な教育理論や実践にふれることを通して、教育や学習について「当たり前」であると認識していることを「当たり前でないもの」として捉え直し、伝統的な教育観や従来の子ども観等について吟味する。
テキスト
(前期)
 プリントを配布するほか、授業時に指示する。
(後期)
 五島敦子ほか編著『未来をつくる教育ESD:持続可能な多文化社会をめざして』(明石書店)
参考文献・課題図書
(前期)
 授業時に指示する。
(後期)
 永田佳之『オルタナティブ教育:国際比較に見る21世紀の学校づくり』(新評論)
受講生への要望
 副専攻生は人数に余裕のある時のみ履修可。
(前期)
 事前に購読論文をよく読んで授業に臨むこと。そのために論文に対するコメントを事前に提出する。発表者は、事前に参考文献を配布し、活発な討議ができるための準備をする。
(後期)
 グループ発表を含める予定。問題意識をもって積極的に臨むこと。
評価方法
 発表・討論・レポート提出。
授業計画
1.演習授業の進め方の説明、注意、発表分担の決定など
2.発表とディスカッション(その1)
3.発表とディスカッション(その2)
4.発表とディスカッション(その3)
5.発表とディスカッション(その4)
6.発表とディスカッション(その5)
7.発表とディスカッション(その6)
8.発表とディスカッション(その7)
9.発表とディスカッション(その8)
10.発表とディスカッション(その9)
11.発表とディスカッション(その10)
12.発表とディスカッション(その11)
13.発表とディスカッション(その12)
14.発表とディスカッション(その13)
15.前期のまとめ
16.オリエンテーション
17.「教育」とは何か?
18.教育の伝統と革新(その1)
19.教育の伝統と革新(その2)
20.教育の伝統と革新(その3)
21.日本における近代公教育制度の成立
22.教育改革の国際比較(導入編)
23.教育改革の国際比較(「学力」とは何か?)
24.オルタナティブな教育の可能性と課題
25.持続可能な未来への学び
26.環境教育の視座:自然と人間の関係性を問う
27.多文化社会の異文化コミュニケーション
28.越境時代の多文化教育
29.再び「教育」とは何か?
30.まとめ
自由記述欄
 

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