コード
JC19-01
授業科目
日本教育史1
副題
副専攻
J1
特記事項
担当者
北村 和夫
単位
2
期・曜時
前期 木3
対象学年
1(B)・2・3・4年
学習目標
日本の古代、中世、近世の教育の概要とその変遷について知識・理解を深めるとともに、これらが今日に至る日本人および日本社会の形成にどのような影響を及ぼしているか、考察できるようになる。
授業概要
この日本列島に住む人々は、古来、様々な知識、技術、価値観、生き方等を世代を超えて継承、発展させてきた。その中には、今日の私たちにとり常識となった教育観や人間観へと形を変えて引き継がれたものもあれば、激しい時代の変動の中で忘れ去られたものもある。
この講義では、無文字の時代から近世末までの歴史をたどり、日本の教育のルーツと遺産を探り、その意味を今日どのようにとらえるのか、考えたい。
テキスト
特になし。
参考文献・課題図書
適宜資料を配付する。
受講生への要望
専門性は比較的高いが、1年生も受講可能である。
評価方法
期末に試験あるいはレポートを提出する。この他、適宜小課題を出す予定。これらと出席状況を総合して評価する。
授業計画
1.無文字の時代から「文字社会」へ
2.古代の社会・文化と教育の理念・思想(その1)
3.古代の社会・文化と教育の理念・思想(その2)
4.中世の社会・文化と教育の理念・思想(その1)
5.中世の社会・文化と教育の理念・思想(その2)
6.近世の社会・文化と教育の理念・思想(その1) 幕府立学校と「寛政異学の禁」
7.同 上 (その2)儒学の世界観・人間観と教育思想
8.同 上 (その3)武士道と藩校教育(1)
9.同 上 (その4)武士道と藩校教育(2)
10.同 上 (その5)寺子屋と庶民の教育(1)
11.同 上 (その6)寺子屋と庶民の教育(2)
12.同 上 (その7)学問・文化の発展と私塾の教育
13.同 上 (その8)農民・工人・商人における人間形成
14.近現代教育との関わり
15.全体のまとめ
自由記述欄
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