コード HD17-01
授業科目 旧約聖書学Ⅱ
副題 (ヘブライ語聖書の歴史と物語II)
副専攻 H1
特記事項
担当者 三浦 望
単位 2
期・曜時 後期 水2
対象学年 2・3・4年

学習目標
●旧約聖書(ヘブライ語聖書)における基本的な構成や内容の理解を目指す。
●旧約聖書の各書が書かれた歴史的・文化的背景を把握する。
●旧約聖書の物語に親しみ、自分の体験と織り併せて考察する。
授業概要
 ユダヤ教とキリスト教にとって重要な正典、ヘブライ語聖書について概観する。各文書の成立過程を歴史的・社会的背景を踏まえながら考察し、各文書の根本構造と神学的関心を理解できるように解説する。
テキスト
 『聖書 新共同訳』日本聖書協会
聖書は上記以外のものでも構わないが、毎回必携。購入する場合は、新共同訳で「続編」付きのものを薦める。
参考文献・課題図書
 必要に応じて参考文献や資料を配布する。
受講生への要望
 毎回、必ず聖書を持ってくること。
評価方法
 リアクション・ペーパー〈毎回)、授業への出席・参加姿勢、期末レポートによって総合的に評価する。
授業計画
1.紹介および導入:授業計画の確認、授業形式、評価方式の説明。
2.古代イスラエル史とユダヤ教、歴史・地理・文化について
3.統一王国の分裂
4.北イスラエル王国(オムリ王朝)と預言者エリヤ
5.北イスラエル王国(イエフ王朝)と預言者アモス
6.預言者イザヤ
7.南ユダ王国(ヨシヤ王)
8.南ユダ王国(ヨシヤ王以降)
9.北王国の滅亡
10.南王国の滅亡とバビロン捕囚
11.捕囚時代と預言者たち
12.神殿の再建・ユダヤ教の成立(第二神殿時代)
13.諸書①
14.諸書② ユダヤ教の外典・儀典
15.総括
自由記述欄
●詳しい授業スケジュールは、初回の授業で配布します。上記は現在のところの目処です。多少の変更の可能性はあるので注意してください。
●哲学科では旧約聖書学は新約聖書学と交互に授業を行いますが、旧約聖書学は3年に1度の割合で行うので注意してください。

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