2013 syllabus

コード	HF11-01
授業科目	美学・芸術学特講Ⅱ
副題	（美と芸術の思索の基礎づけⅡ）
副専攻	H1
特記事項

担当者	加藤　好光
単位	2
期・曜時	後期　木3
対象学年	1(B)・2・3・4年

学習目標

　美学の哲学的基礎づけに関する講義担当者の考えを理解することを通じて、哲学を含め理論的な言説一般についての評価の基準を身につけることを目標とする。

授業概要

　本講義用に簡便にまとめた原稿を読み上げるので、受講者はそれをノートに書き写す。まとまり毎に解説をする。
　特講Ⅱでは、「芸術制作」というトピックへと収斂する制作論的考察を講ずる。

テキスト

参考文献・課題図書

受講生への要望

　前期の同じ時間帯に開講される「美学・芸術学特講Ⅰ」は本講義の前提ですから、これを含めて受講を決めてください。

評価方法

　試験によって評価する。

授業計画

１．導入（特論Ⅰの要約）
２．序論　制作と自己と思索と
３．芸術制作に関する思索、その方法についての省察
４．思索と制作との関係
５．「かたち」の創造
６．制作を促し導くものと、そのものへの努力としての制作
７．「作る」というはたらきの特殊性
８．制作の「作法」
９．制作物の評価、その規準と基準
10．制作の構成契機としての制作物の吟味
11．「作る」ことは他者と相見えること
12．自己と他者、「我々」というあり方の前提
13．物事を成り立ちの相から「縦に」見るということについて
14．制作の安着地としての「美しさ」
15．試験

自由記述欄

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