2013 syllabus

コード	HF10-01
授業科目	美学・芸術学特講Ⅰ
副題	（美と芸術の思索の基礎付けⅠ）
副専攻	H1
特記事項

担当者	加藤　好光
単位	2
期・曜時	前期　木3
対象学年	1(B)・2・3・4年

学習目標

　美学の哲学的基礎づけに関する講義担当者の考えを理解することを通じて、哲学を含め理論的な言説一般についての評価の規準を身につけることを目標とする。

授業概要

　本講義用に簡便にまとめた原稿を読み上げるので、受講者はそれをノートに書き写す。まとまり毎に解説をする。
　特講Iでは、「美しさの体験」というトピックへの収斂する価値論的考察を講ずる。

テキスト

参考文献・課題図書

受講生への要望

　後期の同じ時間帯に開講される「美学・芸術学特講Ⅱ」は本講義の続きですから、これを含めて受講を決めてください。

評価方法

　試験によって評価する。

授業計画

１．導入　講義の進め方　全体の見取り図
２．序論　美学の哲学的基礎づけについて
３．理論的前提
４．現実の世界の成り立ちと価値との関わり
５．価値論の全体的見取り図
６．対象の帯びる価値について
７．「懐かしさ」という価値形相
８．我々に実現を迫る理念的な価値について
９．実存の「恥ずかしさ」
10．「今」について
11．価値あるものの喪失の体験と「今」
12．「美しさの体験」の過程的記述
13．「美しさの体験」の「深さ」について
14．美学の哲学的基礎づけについての省察
15．試験

自由記述欄

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