コード HA13-01
授業科目 哲学入門Ⅱ
副題 (実践篇:哲学の分析と議論)
副専攻
特記事項
担当者 冨原 眞弓、他6名
単位 2
期・曜時 後期 月5
対象学年 2年

学習目標
 哲学科での勉強への導入として以下のことを学習する。
①広い意味での哲学の思考法、研究法、表現法の基礎を学ぶ。
②その基盤となる技術を修得する。
③哲学科の諸分野について知り、研究テーマを探求する手がかりを得る。
④学生同士および教員と交流を深め、自由な哲学的コミュニティを形成する。
授業概要
●哲学専攻に進学した2年生を対象とした実践的・実習的な授業である。今年度、基礎課程演習と重複する部分はさらに減らし、既修者の意見も容れて、哲学科での勉強に特化したより実践的なカリキュラムに変更した。
●哲学入門Ⅰでは「哲学的に考える」「哲学的に書く」ための手ほどきをする。
●哲学は、事実上、世界や人間にかかわる「どんなことがら」でも扱うことができる。哲学の特徴はその扱い方にある。種々の具体的な課題や実践を通じて、哲学的な発想法、問題の立て方、探求の仕方、文章化の方法などの修得をめざす。
●夏休み課題として小論文を課し、提出された課題を「哲学入門Ⅱ」で指導する。
●授業は、一方的な講義ではなく、つねに対話的・実践的な要素を含んでおり、受講者には積極的・主体的な参加が求められる。
テキスト
 授業の進展に合わせて適宜配布または指示する。
参考文献・課題図書
 授業の進展に合わせて適宜指示する。
受講生への要望
 2年次にⅠとⅡの連続履修が必須である。23年度までの通年科目「哲学入門」の未履修者も前・後期とも履修しなければならない。
 全体が一貫した実習的授業であるので、すべての授業に出席することが求められる。やむをえない事情で欠席する場合は、その理由をあらかじめ届け出なければならない。欠席した回には、原則として、それを補う課題を提出する。
 欠席・遅刻・早退が多い、課題の提出を怠る、授業参加の姿勢に真摯さがない等の理由で、単位取得を認めず、翌年の再履修を求めることがある。
評価方法
 出席状況、課題の実施・提出状況、授業参加の姿勢等により総合的に評価する。
授業計画
1.後期ガイダンス
2.先輩の学び(1)
3.先輩の学び(2)
4.課題作文の指導
5.哲学のディスカッション(1)
6.哲学のディスカッション(2)
7.哲学のディスカッション(3)
8.哲学のディスカッション(4)
9.哲学のディスカッション(5)
10.哲学のディスカッション(6)
11.哲学のディスカッション(7)
12.ディスカッションの総括
13.哲学カフェの準備
14.哲学カフェ
15.1年の総括
自由記述欄
 

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