コード GG35-01
授業科目 ドイツの社会と文化(1)
副題 (ドイツ文学とキリスト教)
副専攻 G1
特記事項 ※AN26「キリスト教学Ⅱ-16」と同一
担当者 畠山 寛
単位 2
期・曜時 前期 金3
対象学年 2・3・4年

学習目標
 キリスト教がドイツ文学にどのような影響を与えているのか、またドイツ文学で神はどのように表象されているのかを作品を通じて見ていくことで、ドイツ文学だけではなく、キリスト教の理解を深める。
授業概要
 近代ドイツ文学において、キリスト教のモチーフがまったく出てこない作品はほとんどない。それほどまで、キリスト教は文化的にすみずみまで浸透していた。だが、キリスト教はたんに信仰の対象ではなかった。むしろ、ゲーテやニーチェをはじめ、ドイツ語圏の作家・思想家は、キリスト教を痛烈に批判してきた。この授業で取り上げる作品も、キリスト教を批判しているものが多い。それはドイツ語圏の人々にとって、キリスト教とは格闘しなければならないほど重要な対象であったことを意味する。そのようなキリスト教批判も授業で取り上げることで、キリスト教の性質を考えていきたい。
作品だけではなく、作家の伝記を映像資料などを用いて紹介する。
数回グループディスカッションも行う予定である。
テキスト
 プリントを配布する。
参考文献・課題図書
 授業時に指示する。
受講生への要望
 授業で扱う作品を読んでくることが前提になる場合もあるので、文学に興味があり、本を読むのが好きな学生に履修してもらいたい。
2011年度、2012年度の「キリスト教学Ⅱ-16」を履修した学生はこの授業をとることはできない。
評価方法
 リアクション・ペーパー、レポート(試験)によって総合的に評価する。
授業計画
1.導入:授業計画、参考文献、授業形式、評価方式の説明
2.ルター(伝記)
3.ルター(作品)
4.ゲーテ(伝記)
5.ゲーテ(作品)
6.ゲーテ(作品)
7.グリム兄弟(伝記)
8.グリム・メルヒェン
9.ノヴァーリス(伝記)
10.ノヴァーリス(作品)
11.クライスト(伝記)
12.クライスト(作品)
13.ニーチェ(伝記)
14.ニーチェ(作品)
15.予備日
自由記述欄
 授業計画はあくまで予定であり、変更する可能性があります。

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