コード GF42-01
授業科目 アジア文化論
副題 (イスラーム世界の社会と文化)
副専攻 G1
特記事項
担当者 鈴木 恵美
単位 2
期・曜時 後期 水3
対象学年 2・3・4年

学習目標
 最初の目標は、イスラーム的な物の考え方を理解することです。そして、それが現代の社会や文化のなかでどのように位置づけられているのか、漠然としたイメージではなく、具体的に捉えることができるようになることを目指す。
授業概要
 本講義では、最初にイスラーム教に対する基本的な知識を習得する。そのうえで、現代のイスラーム世界において実際にイスラームがどのように実行されているか、イスラーム法がどのような意味を持つのかについて理解を深める。そして、イスラーム世界の家族や生活、文化全般、キリスト教徒などの少数派についても学習する。
テキスト
 特に定めない。毎週プリントを配布する。
参考文献・課題図書
 授業中に適宜紹介する。
受講生への要望
 毎回授業の最後に、質問や感想を記した簡単なリアクションペーパーを提出してもらう。その回答は、可能な限り翌週の授業のなかに反映させる。
評価方法
 平常点(30%)と試験(70%)によって評価する。
授業計画
1.オリエンテーション:イスラーム世界とは何か
2.社会を規定するイスラーム教
3.イスラーム教とは:アラビア語と六信
4.イスラーム教とは:五行
5.政治的イスラームと社会的イスラーム
6.日常生活を規定するイスラーム法:日本のアニメは合法か?
7.イスラーム諸国にみる家族の在り方①:女性の役割
8.イスラーム諸国にみる家族の在り方②: 居住空間
9.文明の十字路としての食文化:イエメン・トルコ・エジプト
10.社会のなかに息づく音楽:宗教音楽と現代音楽
11.イスラーム世界の少数派:ユダヤ教徒の生活と経済ネットワーク
12.イスラーム世界の少数派:キリスト教徒たちの生活
13.多元文化主義の可能性とは:イスラームとキリスト教
14.イスラーム文化と日本文化:類似点と相違点
15.イスラーム世界の文化論のまとめと試験
自由記述欄
 

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