コード
GC56-01
授業科目
現代国際政治Ⅴ
副題
(現代日本の国内政治)
副専攻
G1
特記事項
担当者
田中 善一郎
単位
2
期・曜時
後期 水4
対象学年
2・3・4年
学習目標
日本をめぐる国際政治を学ぶためには、その基盤となる国内政治がいかなるものであるかを理解することが何よりも求められる。この講義は、最近の日本の政治の流れと仕組みを解説する。
授業概要
1945年に戦争に敗北した日本はアメリカによる占領を受けた。アメリカの占領政策によって戦前の日本の政治体制は根本的に変化し、戦後の政治運営の基礎が築かれた。講義では、戦後日本政治の仕組みを解説し、そのもとで、日本の政治がどのように運営されてきたのか、そして、1990年前後から新たな政治体制が生れてきたが、それはどのようなものであるかを解説する。
テキスト
特に定めない。
参考文献・課題図書
佐道明広『現代日本政治史5改革政治の混迷』(吉川弘文館、2012年)、小林良彰『政権交代』(中公新書、2012年)
受講生への要望
テキストを指定しないので、講義を理解することが第一なので、毎回出席することが望ましい。講義を通じて、日本の政治に対する興味と理解を深めてもらいたい。
評価方法
出席と試験とによって評価するが、レポートを加えることも考慮している。
授業計画
1.講義の進め方について
2.敗戦と戦後体制
3.保革対立時代
4.高度成長の時代
5.保守回帰の時代
6.政治改革の時代
7.リクルート事件から民主党政権まで
8.政治制度改革
9.政治資金規正改革と政党助成
10.内閣制度と国会改革
11.マニフェストの導入
12.政権交代の背景
13.民主党政権の政権運営(鳩山内閣)
14.民主党政権の政権運営(菅内閣・野田内閣)
15.まとめ
自由記述欄
現在の日本の政治について、関心と興味をもってもらい、日本の一市民として、政治に対する理解を深めてもらうことを希望している。
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