コード
GB43-01
授業科目
国際法1
副題
副専攻
G1
特記事項
担当者
滝澤 美佐子
単位
2
期・曜時
前期 火2
対象学年
2・3・4年
学習目標
1)国際法に関連する報道を認識し、理解することができる。
2)判例に基づいて法的思考(リーガルマインド)に基づく議論の仕方を学ぶ。
3)国際法の基本概念を学び、説明し、用いることができる。
授業概要
国際法は国際交流の大前提となる国際社会の法である。国家間を規律するが国境を超える企業活動や個人にも関わりをもつ。領土紛争など国際法上の紛争も生じている。国際法の視点から歴史と国際関係を読み解き、平和、人権、人道、経済、環境などの今日的課題について考える。
テキスト
横田洋三編『国際社会と法ー国際法・国際人権法・国際経済法』有斐閣、2010年
参考文献・課題図書
『国際条約集』(2013年度版)有斐閣を携行してください。三省堂、東信堂の条約集でもよい。
受講生への要望
国際問題に関心のある学生の受講を歓迎します。海外経験や新聞等メディアの報道を国際法と関連づけテキストを予習復習し、講義に参加して下さい。理解が深まるはずです。
評価方法
出席・提出物(50%)および期末試験(50%)を総合して60%以上の総合点を得たものを合格とする。
授業計画
1.オリエンテーションー法とは何か『道徳と法はどう違うか』
2.国際法の歴史的展開『日本と万国公法との出会い』
3.国際法と国内法の関係『憲法と条約はどちらが強いか』
4.国際法の法源『条約集にはあるものだけが国際法か』
5.国際法の定立『条約の参加者と締結権者』
6.国際法と国家『国家はどのように生まれるか』
7.外交と外交関係法『外交官の仕事と外交官のルール』
8.海・空・宇宙と国際法『排他的経済水域とは何か』
9.安全保障と国際法『保護する責任』
10.国際裁判『国際刑事裁判所での係争事件』
11.国際機構と国際法『国連、国連ファミリー、地域的機構』
12.国際人権法『子どもの人権、女性の人権と私たち』
13.国際経済法『WTOとはどのような機構か』
14.環境と国際法『地球環境問題への対処-リオ+20』
15.国際法の目的と国際社会の将来
自由記述欄
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