コード
EH21-01
授業科目
社会調査入門
副題
副専攻
E1
特記事項
担当者
菅原 健介、他3名
単位
2
期・曜時
前期 金3
対象学年
2・3・4年
学習目標
社会調査の意義、用途、調査方法、調査事例、調査倫理など、社会調査に関する基本事項を理解する。
授業概要
社会調査の意義と諸類型に関する基本的事項を学ぶ。社会調査の必要性とその意義について、(1)社会調査の歴史、(2)現在実施されている官庁統計、世論調査等、(3)社会学、社会心理学、文化人類学、人格心理学において行われている社会調査の実例とその学問的意義から学ぶ。また、調査倫理と調査データを読みこなす力を身につける。
テキスト
なし
参考文献・課題図書
適宜紹介する。
受講生への要望
自分の関心をどうやったら社会調査で明らかにできるかを考えながら受講してください。
評価方法
レポートと試験
授業計画
1.はじめに:なんのために社会調査を行うのか。社会調査の意義とその用途について。
2.社会調査の種類(質問紙調査、面接調査、観察調査、内容分析)について。
3.社会心理学と社会調査1:社会調査の意義と目的、トップダウンとボトムアップの研究アプローチ、探索的研究と仮説検証的研究について。
4.社会心理学と社会調査2:実際の調査例の紹介と調査結果の読み方(世論調査、消費者行動のマーケティング・リサーチ)
5.社会学と社会調査1:社会調査の歴史とその意義。
6.社会学と社会調査2:社会学における量的調査・質的調査の紹介、学術的意義。
7.文化人類学と社会調査1:フィールドワークについて-現地の人の肩越しに社会を見つめるということ、行為者自身の視点から社会的行為を理解するということ。
8.文化人類学と社会調査2:エスノグラフィーについて-「厚い記述」を目指して、オリエンタリズム・本質主義を超えた多声的で対話的な記述へ向けて。
9.人格心理学と社会調査1:面接調査の意義と方法。
10.人格心理学と社会調査2:面接調査例の紹介。面接に関するリテラシー、注意点。
11.調査倫理(権利と福祉の尊重、説明と同意、プライバシーの保護、活動成果の公表、倫理の研鑽と教育)
12.量的調査と質的調査のメリット・デメリット その1-それぞれの学問分野における社会調査をふまえて。
13.量的調査と質的調査のメリット・デメリット その2-それぞれの学問分野における社会調査をふまえて。
14.自分の問題関心と社会調査-調査の設計。
15.まとめ
自由記述欄
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