コード
EK01-01
授業科目
比較文化宗教学1
副題
(現代社会のなかの聖なるもの)
副専攻
A1・E1
特記事項
担当者
岡本 亮輔
単位
2
期・曜時
前期 金4
対象学年
2・3・4年
学習目標
現代社会における宗教現象について基本的な知見を身につけることを目標とします。特に比較宗教論の観点から、客観的に諸宗教をとらえる視点を養います。
授業概要
宗教というとほとんどの人は自分の生活とはそれほど関係のないものだと考えるかもしれません。
しかし、現代社会では宗教は形を変えながらさまざまな領域へと浸透しています。この講義では、現代では聖なるものが政治経済・教育・医療・音楽・映画・サブカルチャー・観光といったさまざまな領域との相互作用の中で変化しつつあることに注目します。
可能な限り映像資料を用い、現代の宗教について、自由、他者、性、共同体といったテーマと関係づけながら具体的に学んでゆきます。
テキスト
高橋典史ほか(編)『宗教と社会のフロンティア―宗教社会学からみる現代日本』勁草書房、2012年
参考文献・課題図書
授業時に文献リストを配布します。
受講生への要望
特に前提知識は必要ありません。
毎授業でリアクションペーパーを提出してもらいます。
私語には厳しく対処します。
評価方法
平常点とレポートによって評価します。
授業計画
1.イントロダクション
2.現代社会とキリスト教
3.大衆文化とキリスト教
4.イスラームの基礎知識
5.現代世界のイスラーム―グローバル化する宗教―
6.日本宗教の基礎知識
7.仏教の基礎知識
8.聖地巡礼―サンティアゴ大聖堂から「あの花」まで―
9.カーニバル化と聖なるもの―コミューンから東京ガールズコレクションまで―
10.メディアの中の聖なるもの―ディズニーの神話学―
11.アニミズムの世界
12.変わりゆく葬送
13.政教分離と現代宗教
14.現代社会とカルト問題
15.まとめ
自由記述欄
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