コード
ED35-01
授業科目
人格臨床心理学特講4
副題
副専攻
E1
特記事項
担当者
原田 眞理
単位
2
期・曜時
後期 火2
対象学年
3・4年
学習目標
臨床心理学のなかでも、「精神分析学」の基礎を学ぶ。その知識を基に、人格理論を学ぶ。さらに自分自身について洞察を深める。事例を通して、実際の心理療法に触れてみる。
授業概要
授業形式中心に行われる。基礎を学んだ後には、事例についてグループディスカッションも取り入れていく。
テキスト
参考文献・課題図書
「精神分析的人格理論の基礎」馬場禮子(著)岩崎学術出版
「子どものこころー教室や子育てに役立つカウンセリング」原田眞理(著)ナカニシヤ出版
受講生への要望
毎回学習したことを踏まえて次の授業に進むので、欠席しないこと。積極的な授業への参加を希望する。
評価方法
出席状況とまとめの試験によって評価する。
授業計画
1.こころの機能について学ぶ。特にPTSDなどのようにこころに傷を受けた場合、どのように反応が現れるかを学び、そこからこころを読み取る。
2.心理学的にみたこころの健康について学ぶ。退行と進展とは何か?洞察とは何か?
3.心理検査について学習する。心理検査の種類、検査目的、検査結果の見方など。
4.自分について理解する。事例を判定してみる。
5.神経症と人格障害について学ぶ。
6.防衛機制について学ぶ。
7.転移について学ぶ。
8.逆転移について学ぶ。
9.精神分析の実際ー事例を通して学ぶ1。
10.事例にみられたこころの機能について学ぶ。主として分離について。
11.精神分析の実際ー事例を通して学ぶ2。母子関係について。
12.事例にみられたこころの機能について学ぶ。主として人格障害について。
13.精神分析の実際ー事例を通して学ぶ3。
14.事例にみられたこころの機能について学ぶ。主として子どものこころについて。
15.まとめ
自由記述欄
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