コード DF22-01
授業科目 ヨーロッパ中世史Ⅰ
副題 (フランス中世の文化)
副専攻 D3・D4
特記事項
担当者 印出 忠夫
単位 4
期・曜時 通年 水4
対象学年 2・3・4年

学習目標
 現代ヨーロッパの基層となる文化としての、そして同時に現代人にとって「異文化」としての相貌を帯びる中世の文化というものに理解をもっていただければと思います。
授業概要
 古代末期の文化を継承した初期中世文化の形成を経て、盛期中世におけるさまざまな局面における文化的開花、そして中世末期の成熟へと至る経過をたどります。
 ここで言う「文化」とは学問や芸術というより、それらを含めた衣食住、技術、道徳、宗教など物心両面にわたる生活様式やその内容のことを指します。
テキスト
 特になし。
参考文献・課題図書
 J.ル・ゴフ著『中世西欧文明』論創社
G.デュビー著『フランス文化史 1(中世)』人文書院
堀米庸三編『生活の世界歴史6 中世の森の中で』河出書房新社
佐藤・池上著『世界の歴史10 西ヨーロッパ世界の形成』中央公論社
受講生への要望
 明快な講義を心がけますが、私の講義は一度欠席すると分かりにくくなるらしいので注意してください。
評価方法
 出席および学年末の評価(試験 or レポート)
授業計画
1.イントロダクション
2.ガリア人―フランス人の祖先? 1
3.               2
4.フランス語の起こり
5.古代末期の文化とキリスト教文化 1
6.                2
7.「カロリング・ルネサンス」
8.知的躍進 1 学校から大学へ
9.     2 書き言葉の使用と価値
10.教会の文化 1自由学芸(リベラル・アーツ)
11.      2 文学
12.      3 神学
13.      4 芸術
14.      5 中世社会と「教会堂」
15.宮廷の文化 1 宮廷文学の性格
16.       宮廷文学と宮廷社会
17.       宮廷風「恋愛」
18.中世末期の教育社会学 1
19.           2
20.           3
21.文化と統治機構の発達 1 中央集権化のすすみ
22.           2 文化的首都としてのパリ
23.           3 人文主義(ユマニスム)のはじまり
24.           4 政治文化の発達
25.知識人の文化と民衆の文化 1
26.             2
27.             
28.ルネサンスへの前奏曲 1 印刷革命
29.           2 新しい文化
30.まとめ
自由記述欄
 

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