コード DD15-01
授業科目 西アジア近代史
副題 (帝国と遊牧民/イスタンブルの罪と罰)
副専攻 D4
特記事項
担当者 山口 昭彦
単位 4
期・曜時 通年 木2
対象学年 1(B)・2・3・4年

学習目標
 遊牧民や都市下層民など、歴史の周縁に追いやられがちな人々に焦点を当てながら、近世イスラム社会において国家と社会がどのように交錯していたのかを考えます
授業概要
 前期は、オスマン帝国の歴史を通じて重要な役割を果たした遊牧民に焦点を当て、帝国が彼らをどのように統合・利用しようとしたのか、また、近代への移行のなかで国家と遊牧民の関係がどのように変化したのかを考えます。後期は、オスマン帝国の都イスタンブルにおける犯罪と処罰を具体的事例に基きながら検討します。
テキスト
 毎回、資料を配布します。
参考文献・課題図書
 永田雄三・羽田正『成熟のイスラーム社会』(中公文庫 世界の歴史)、中央公論新社、2008年。
受講生への要望
 積極的な質問を期待しています。
評価方法
 学期末試験による。
授業計画
1.授業概要説明
2.視聴覚教材によるオスマン史入門
3.オスマン帝国の発展と遊牧民1
4.オスマン帝国の発展と遊牧民2
5.定住化の試み1
6.定住化の試み2
7.視聴覚教材
8.帝国の近代化と遊牧民1
9.帝国の近代化と遊牧民2
10.トルコ・ナショナリズムと遊牧民1
11.トルコ・ナショナリズムと遊牧民2
12.クルド人問題の形成1
13.クルド人問題の形成2
14.まとめ
15.定期試験
16.後期授業概要説明
17.18世紀チューリップ時代のイスタンブル
18.都市社会の下層民
19.視聴覚教材
20.窃盗と偽金作り
21.暴行と殺人
22.売春
23.警察と監視1
24.警察と監視2
25.法廷と正義1
26.法廷と正義2
27.刑罰1
28.刑罰2
29.まとめ
30.定期試験
自由記述欄
 

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