コード
DB16-01
授業科目
資料整理実習
副題
(古文書調査と整理の実践)
副専攻
D1
特記事項
担当者
白根 孝胤
単位
2
期・曜時
前期 金4
対象学年
3・4年
学習目標
現存する数多くの古文書は、過去の人々の社会的・文化的な活動の証しである。調査・整理を通して、古文書が日本の長い歴史を物語る貴重な資料であることを実感し、現在・未来の社会のためにその保存と活用に取り組むことの大切さを学ぶ。
授業概要
大学が所蔵している江戸時代の古文書や近代資料を調査・整理する。出所原則や現状記録の重要性を踏まえて資料の仕分け・内容採録・目録作成を実践することで、古文書の原物に触れる大切さを経験してもらいたい。この実習で博物館・文書館などでも通用する基本的な調査・整理の方法を習得していく。
テキスト
古文書の調査・整理に関するプリントを配布する。
参考文献・課題図書
実習中に適宜紹介する。
受講生への要望
古文書を整理するには、その内容を読解する力が必要である。すでに「史料講読Ⅰ」を履修し、基本的な古文書の解読ができることが必須条件となる(最初の授業で古文書解読のテストを行い、その結果により次年度以降の履修をお願いすることもある)。定員は10名程度を予定している。また、整理にあたり古文書を傷つけないよう、大切に取り扱う心得が必要である。
評価方法
平常点、出席状況、レポートを総合して評価する。
授業計画
1.古文書調査・整理実習の心得-概要説明-
2.古文書の点検作業
3.古文書の仕分け作業
4.大名家書状の調査・整理①-内容採録作業-
5.大名家書状の調査・整理②
6.大名家書状の調査・整理③
7.大名家書状の調査・整理④
8.明治期以降に作成された簿冊の調査・整理①
9.明治期以降に作成された簿冊の調査・整理②
10.地方文書の調査・整理①
11.地方文書の調査・整理②
12.目録・データベースの作成①
13.目録・データベースの作成②
14.調査・整理済み資料の総点検
15.資料保存研究機関の見学・研修
自由記述欄
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