コード
BD30-14
授業科目
基礎課程演習 14
副題
(古典落語で「研究」を学ぶ)
副専攻
特記事項
担当者
長野 美香
単位
2
期・曜時
前期 木5
対象学年
1年
学習目標
古典落語を題材にして,資料収集やレジュメ作成,発表,ディスカッション,レポートの文体や体裁等,大学の授業や研究で必要なテクニックの基礎を学ぶことを目標とする。
授業概要
古今亭志ん朝の落語を鑑賞して大人の教養を深め,落語的人間関係を味わいながら,どのような題材でも,方法次第では研究のテーマにできることを学ぼう。CDやDVDで名演を鑑賞し,書き起こされた活字でそれを確認し,知らないことがらを図書館やインターネットで調べ,わかったことを発表して参加者全員で共有していく。1日の終わりの時限は,江戸の人情を味わい,笑って過ごそう。
テキスト
古今亭志ん朝・京須偕充編『志ん朝の落語』巻1~6 2003~2004年 ちくま文庫(希望者には部分的にコピーして配布する予定。)
参考文献・課題図書
必要に応じて授業中に紹介する。
受講生への要望
娯楽としてではなく,学問の素材として落語を扱うということを忘れないように。
評価方法
出席状況,授業への参加態度,個人発表,課題提出。
授業計画
1.授業概要の説明,アイスブレーキングセッション。
2.図書館の使いかた,情報収集の方法について。
3.実際に落語を鑑賞し,それに関するレジュメの実例や発表の方法を示す。その他,班決め。班の分担決めなど。
4.発表のための準備作業1:レジュメの書き方について。
5.発表のための準備作業2:図書館やメディアルームで実際に調べる。
6.レポートの書き方。
7.発表と議論の実際1:落語「化け物使い」-ご隠居さんと奉公人
8.発表と議論の実際2:落語「厩火事」-落語的夫婦の縁
9.発表と議論の実際3:落語「宿屋の富」-大法螺吹きの顛末
10.発表と議論の実際4:落語「船徳」-若旦那の道楽と夏の情緒
11.発表と議論の実際5:落語「酢豆腐」-江戸のキザ男
12.DVDによる落語鑑賞会。
13.個人指導によるレポートの添削と進路相談。
14.まとめ。
15.予備日。
自由記述欄
Copyrights 2013 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.
■BACK
■検索システムへ
■TOPへ