コード BD30-13
授業科目 基礎課程演習 13
副題 (国際都市パリを歩く)
副専攻
特記事項
担当者 畑 浩一郎
単位 2
期・曜時 前期 月5
対象学年 1年

学習目標
 大学で勉強するにあたっての基本的な学習スキルを身につける。具体的には、問題の見つけ方、資料収集の方法、レポートの書き方、口頭発表のやり方などを、実践を通して身につけていく。
授業概要
 花の都、芸術の都パリとして知られるフランスの首都は、実は世界各地からの移住者が住まう国際都市でもある。ここではさまざまな宗教、言語、文化を持つ人々がコミュニティを形成し、独自の生活圏を作り上げている。それゆえパリのいくつかの地区を訪れると、全くフランスとは思えない、異国情緒あふれる雰囲気に驚かされることがある。なぜこのような都市空間が形成されたのだろうか。エッフェル塔や凱旋門、ルーヴル美術館など、華やかな観光名所の陰に隠れた多文化共生都市としてのパリのもうひとつの素顔を明らかにしていく。
 受講者は基本的な図書資料の他、地図、旅行ガイド、映画など、さまざまな媒体を利用して、各地区の特色について調査する。その上で、ハンドアウト(配布資料)やパワーポイントを使った口頭発表を行うことになる。
テキスト
 清岡智比古『エキゾチック・パリ案内』平凡社新書、2012年
参考文献・課題図書
 授業内で指示する。
受講生への要望
 これまでとは異なる大学での学びの姿勢を培って欲しい。自ら問題を見つけ、調査と考察を行い、問に対して答えを出すという自立的な勉学への取り組みの楽しさを味わってもらいたい。
評価方法
 授業への取り組み方、発表、レポートを総合的に判断して評価する。
授業計画
1.授業説明と自己紹介
2.図書館ガイダンス
3.マレ地区とユダヤ人
4.パリ一美しい広場 ヴォージュ広場
5.ユダヤ教の心臓 パリのシナゴーグ
6.クスクスとアラブ人街
7.ヘジャブを着けたムスリム女性たち
8.バルベス=ロシュシュアール駅そばのマルシェ
9.サン=ベルナール教会で起こった事件
10.パリ18区のセネガル料理店
11.シャトー・ルージュのハイチ・マルシェ
12.パリ13区の中華街
13.フォー・キャトルズの牛肉入りフォー
14.オランピアド広場と『オーギュスタン、恋々風塵』
15.まとめ
自由記述欄
 

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