コード
AS05-01
授業科目
現代の脳科学
副題
(こころと脳の心理学~神経心理学への招待~)
副専攻
特記事項
担当者
柴崎 光世
単位
2
期・曜時
後期 火5
対象学年
1(A)・2・3・4年
学習目標
1)神経心理学の基本的な考え方を学ぶ
2)神経心理学や関連領域の研究成果をもとに,心と脳の関連性について理解する
3)神経心理学や関連領域の最新の研究動向を知る
授業概要
神経心理学は,脳損傷者の示すさまざまな心の障害(高次脳機能障害)を手がかりとして,心と脳の関連性について検討を試みる心理学の一領域である。本講義では,神経心理学の話題を中心に,脳科学領域における代表的な研究成果や最新の研究動向を紹介しながら,私たちの心の営みとそれを支える神経過程について考えていきたい。
テキスト
教科書は使用しません。
参考文献・課題図書
朝倉心理学講座4 脳神経心理学 利島 保(編) 朝倉書店
受講生への要望
受講者の人数制限をおこなうので,受講希望者は初回授業に必ず出席してください。初回授業の欠席者の受講は認めません。本シラバス内に示した参考図書以外にも授業中に扱ったテーマと関連した参考図書・文献を適宜紹介する予定です。関心をもったテーマがあれば,こうした情報を利用しつつ,積極的に理解を深めてください。
評価方法
出席状況と授業中に実施する小テストによって評価します。
授業計画
1.オリエンテーション(神経心理学とは)
2.神経心理学の基礎(脳の解剖学)
3.神経心理学の基礎(脳を観る,脳疾患)
4.見ることと脳~視覚失認~
5.顔がわからない~相貌失認~
6.半分だけの世界~半側空間無視~
7.記憶のしくみ
8.記憶の障害~健忘症~
9.ことばの障害~失語症~
10.私は別人~前頭葉症候群~
11.左右の脳のハーモニーが失われると~脳梁離断症候群~
12.認知症
13.頭部外傷と高次脳機能障害
14.脳科学の最新トピック
15.まとめ
自由記述欄
Copyrights 2013 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.
■BACK
■検索システムへ
■TOPへ