コード
XB13-01
授業科目
人文学特論Ⅲ
副題
(『源氏物語』を読みとく)
副専攻
特記事項
担当者
原岡 文子
単位
4
期・曜時
通年 金2
対象学年
院生のみ
学習目標
研究史を踏まえ、『源氏物語』を読みとく方法を身につけ、作品の文学史的意義を理解する。
授業概要
今年度は、『源氏物語』葵の巻を取り上げる。車争いをきっかけに物の怪となる六条御息所、そして葵の上の死、と劇的な展開を見せる光源氏二十二歳の折の物語を辿ることを通して、第一部の物語世界の仕組みを考えたい。古注釈をはじめ分厚い研究史を踏まえつつ、精読する予定。『源氏物語』について、現在注目されている問題についても適宜触れながら、受講生とともに物語を読み解くこととする。なお博論作成に向けての中間発表も、折にふれ試みる予定である。
テキスト
玉上琢弥訳注『源氏物語』(二)角川ソフィア文庫
参考文献・課題図書
中野幸一編『岷江入楚』武蔵野書院
『源氏物語 湖月抄』増注 講談社学術文庫
受講生への要望
充分な調査を踏まえる発表、また積極的な討論への参加を期待したい。
評価方法
各自の発表、討論、後期末のレポートなどにより評価する。
授業計画
1.『源氏物語』の研究史概観。発表の割り当ての検討。
2.作品の全体像について。ビデオ等の利用。
3.『源氏物語』第一部について。
4.発表の方法について。(古注釈の利用など)
5.割り当てに従っての研究発表1
6.研究発表2
7.研究発表3
8.研究発表4
9.研究発表5
10.博論中間発表。
11.研究発表6
12.『源氏物語』の諸問題1
13.『源氏物語』の諸問題2
14.研究発表7
15.まとめ。
16.研究発表8
17.研究発表9
18.研究発表10
19.『源氏物語』の諸問題3
20.研究発表11
21.研究発表12
22.研究発表13
23.研究発表14
24.研究発表15
25.研究発表16
26.研究発表17
27.研究発表18
28.博論中間発表。
29.ビデオ、写本、絵巻などの鑑賞。
30.まとめ、レポート提出など。
自由記述欄
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