コード
WC27-01
授業科目
投影法特論
副題
副専攻
特記事項
担当者
福田 由利
単位
2
期・曜時
後期 火5
対象学年
院生のみ
学習目標
投影法の代表的な心理検査である「ロールシャッハ・テスト(片口法)」を中心に学びながら、心理アセスメントのための基礎的な知識および技法の習得を目指す。
授業概要
臨床現場で有効な支援を提供するためには、知的水準、認知機能、行動パターン、パーソナリティ傾向、感情状態の特性について、心理検査を活用しながら適確にアセスメントする必要がある。本授業では、「ロールシャッハ・テスト(片口法)」の実施方法、解釈法を習得し、バッテリーを組んだ他の心理検査と合わせて多面的・多層的にアセスメントする手順、報告書の書き方、フィードバックの仕方について学ぶ。
テキスト
「新・心理診断法―ロールシャッハ・テストの解説と研究」 片口安史(著) 金子書房
参考文献・課題図書
「ロールシャッハ診断法1」高橋 雅春(著), 北村依子(著) サイエンス社
「S-HTP法―統合型HTP法による臨床的・発達的アプローチ」 三上直子(著) 誠信書房
「樹木画テスト」 高橋 雅春(著),高橋 依子(著) 北大路書房
「シナリオで学ぶ医療現場の臨床心理検査」 津川律子(著), 篠竹利和(著) 誠信書房
「実践に役立つ臨床心理学」 塩崎尚美(編著) 北樹出版
受講生への要望
欠席しないようにお願いいたします。積極的な受講態度を望みます。
評価方法
出席、レポート、授業での発言から総合的に評価。
授業計画
1.心理アセスメントとは
2.心理検査の種類とバッテリーの組み方、実施の流れと留意点
3.ロールシャッハテスト 概説
4.ロールシャッハテスト 施行法
5.ロールシャッハテスト 施行法2
6.ロールシャッハテスト スコアリング
7.ロールシャッハテスト 数量分析
8.ロールシャッハテスト 継起分析
9.病態水準と防衛機制・思考障害・認知機能障害
10.バウム、S-HTPの分析と解釈
11.風景構成法の分析と解釈
12.報告書の書き方・フィードバックの仕方
13.事例検討
14.事例検討
15.総括的検討
自由記述欄
Copyrights 2013 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.
■BACK
■検索システムへ
■TOPへ