2013 syllabus

コード	WA41-01
授業科目	人間科学特論Ⅰ
副題	（「生まれ」と「育ち」の発達心理学）
副専攻
特記事項

担当者	遠藤　利彦
単位	2
期・曜時	前期　木3
対象学年	院生のみ

学習目標

　現代発達心理学およびその周辺諸科学の成果に基づきながら、遺伝と環境の視座から、人間の生涯発達の機序について深く考究し、それを先端の研究に結びつけるための方途について学ぶ。

授業概要

　現今における人の発達についての語り方には大きく二種の方向性があると考えられる。一つは、いわゆる「生まれ」(nature)の要素（発達の遺伝的および進化生物学的基盤）を強調するものであり、もう一つはいわゆる「育ち」(nurture)の要素（発達の獲得的および社会文化的基盤）を問おうとするものである。その二つのベクトルは、時に相容れない全く逆方向のものと見なされがちであるが、私たち一人ひとりの発達がその両基盤から成り立っていることはいかなる意味でも否めない。本演習では、こうした二つの基盤それぞれに深く関わる気鋭の論者の書を批判的に読み込むことを通して、その間にいかなる溝があるのかということを体感するとともに、それを超えて、どのような理論的架橋の方途があり得るのかということについて深く考究することにしたい。

テキスト

　授業の進行に合わせて、適宜、指示する。

参考文献・課題図書

　必要に応じて、適宜、指示する。

受講生への要望

評価方法

　基本的に出席状況・発表内容・議論への参加度などに基づき、総合的に評価を行う。

授業計画

１．授業計画は、参加者と相談の上、決定する。
２．同上
３．同上
４．同上
５．同上
６．同上
７．同上
８．同上
９．同上
10．同上
11．同上
12．同上
13．同上
14．同上
15．同上

自由記述欄

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