コード
TJ55-01
授業科目
現代思想特論Ⅱ-1
副題
(「都市の美学-パリ-」)
副専攻
特記事項
担当者
椎原 伸博
単位
2
期・曜時
前期 月2
対象学年
学部3・4年生も可
学習目標
日常生活における様々な美的現象や美的経験について多面的に捉え、分析することを習得する。また、都市の創造性を分析することで、そこから新しい理想的都市のモデルを考察する。
授業概要
パリをモデルとして、その都市形成の歴史を踏まえた上で、そこで開花した様々な芸術活動を分析し、その都市が有する独特な美意識を検討する。また、各時代における建築家、都市計画家、思想家による様々な都市論を分析する。そして最終的には、都市の創造性という問題意識から、理想的な都市モデルを考察する。
テキスト
特に定めない
参考文献・課題図書
三宅理一『パリのグランドデザイン』(中公新書2049、2010年)
ル・コルビュジェ『パリの運命』(彰国社、2012年)
ヴァルター・ベンヤミンの『パサージュ論』など一連の著作(詳細は授業中に指示する。)
受講生への要望
評価方法
期末レポート(70%)授業内小レポート(30%)
授業計画
1.イントロダクション
2.フランス古典主義時代のパリ
3.19世紀 パリ大改造とボードレール
4.博覧会とパッサージュ ベンヤミンのパリ
5.描かれた都市 印象派のパリ
6.アール・ヌーヴォーからアール・デコへ
7.ル・コルビュジエのパリ①戦前
8.撮影された都市 パリ写真の時代
9.ル・コルビュジエのパリ②戦後
10.郊外・デファンスについて
11.撮影された都市 メニルモンタン
12.撮影された都市 ヌーヴェル・ヴァーグのパリ
13.ポストモダンとグラン・プロジェ
14.創造都市としてのパリ
15.まとめ 都市の未来
自由記述欄
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