コード
MB13-01
授業科目
米文学史概説1
副題
(Survey of American Literature I)
副専攻
M2
特記事項
担当者
三浦 笙子
単位
2
期・曜時
前期 金2
対象学年
1(B)・2・3・4年
学習目標
米文学史上の主な動向を理解し、主要作家とその作品の基礎知識を得ることを目標とする。アメリカ文学の潮流・特徴などをテキストと講義で学び、代表的作品の抜粋を精読する。講義はあくまでアメリカ文学の歴史を網羅する入門であるが、アメリカ人やアメリカ文化を理解するために重要な知識を得ることになる。
授業概要
17世紀から第一次世界大戦後頃までのアメリカ文学史(第1~3章)を概観する。植民地時代から始め、次第に各ジャンルがアメリカ合衆国と共に成長する遍歴に注目する。今後の勉強に必要となる基礎知識なので英文科の学生は前期と後期を続けて取ることが望ましい。
テキスト
『はじめて学ぶアメリカ文学史』(ミネルヴァ書房)
参考文献・課題図書
適宜、紹介する
受講生への要望
ほぼ各章ごとに確認テストを行う。テスト日までに必ず出された課題を読み、主な内容を記憶すること。講義は英語で行うこともある。テストは大体において日本語だが、作家や作品名を英語で覚えるべきである。テスト日に欠席した場合、必ず追試を受けること。
評価方法
学期中3回のテストと出席状況。(欠席は4回まで)
授業計画
1.アメリカ文学の潮流と特徴
2.17-18世紀植民地時代 Edwards, Franklin, Bradstreet
3.19世紀 ロマンティシズム Bryant, Brown
4.Irving, Cooper
5.アメリカン・ルネサンス Emerson, Thoreau,
6.Poe, Hawthorne
7.Melville
8.中間試験
9.南北戦争 Whitman, Dickinson
10.リアリズム Twain, Howells, Stephen Crane
11.Henry James
12.ナチュラリズム Norris, London, Dreiser
13.フェミニズムの兆候 Cather, Chopin
14.モダニズム Robert Frost
15.期末試験
自由記述欄
英語の抜粋を(特に詩を)音読すると美しさがわかる。講義のノートをよく取ること。テキストの重要な内容は下線引くなどして書き込むと覚えやすい。
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