コード LE34-01
授業科目 認知心理学特講8
副題 (言語と思考)
副専攻 L1
特記事項
担当者 黒沢 学
単位 2
期・曜時 後期 火2
対象学年 2・3・4年

学習目標
(1) 言語理解過程・推論過程について基本的知識を習得する(教科書の索引語を説明できる程度)
(2) 実験データから理論的な考察が行えるようにする
(3) 調べる・レポートを作成するといった一般的・基礎的な認知的技能を身につける
授業概要
 講義形式で行う.言語理解・推論について,デモンストレーション実験を交えながら解説する.データを元にして理論的に考察する練習をする.
テキスト
参考文献・課題図書
 その都度指示するが,いくつかを挙げておく.
 認知心理学 知のアーキテクチャを探る 道又爾(編) 有斐閣
 文章理解の認知心理学 大村彰道(監修) 北大路書房
 精神のモジュール形式 J.フォーダー 産業図書
 言語を生みだす本能 S.ピンカー NHKブックス
 心の生得性 今井むつみ 共立出版
 類似から見た心 大西仁・鈴木宏昭 共立出版
 認知意味論 G.レイコフ 紀伊國屋書店
受講生への要望
 私語厳禁.
 デモンストレーション実験には積極的に参加してください.
評価方法
 最終評価はレポートによります.
授業計画
1.ガイダンス,問題の設定:人間の認知はどこまで領域固有的か
2.モジュールをめぐって:フォーダーのモジュール論
3.言語の一般的性質
4.言語の生得性
5.言語の獲得過程
6.単語の認知
7.単語の意味と概念
8.文の理解
9.文章理解
10.比喩の理解
11.言語と思考
12.推論過程(1)
13.推論過程(2)
14.問題解決
15.まとめ:認知の普遍性と領域固有性
自由記述欄

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