コード AM18-01
授業科目 キリスト教学Ⅰ-8
副題 (キリスト教の思想と現代社会)
副専攻
特記事項
担当者 島田 由紀
単位 4
期・曜時 通年 月3
対象学年 1(A)・2年

学習目標
 この授業ではキリスト教の倫理的な側面に注目する。人間社会の様々な問題にキリスト教がどのように答えようとしてきたか、聖書の思想に動かされた信仰者たちのキリスト教理解の核はどんなものであったのか、そして、これらの思想が現代を生きる私たちにとってどんな意味を持つかを共に考える。
授業概要
 前半は、キリスト教の成立過程やキリスト教の重要な思想について、聖書やその他のテキストに即して講義形式で学ぶ。
 後半は、キリスト教信仰に基づいてヒトラー・ナチスへの抵抗を貫いたプロテスタント牧師ディートリヒ・ボンヘッファーの生きた時代と彼の思想について、講義と学生による発表・討論を織り交ぜながら学ぶ(下の「受講生への要望」をよく読んでから履修するかどうか決めること)。
テキスト
 授業中にコピーを配布する。
参考文献・課題図書
 適宜指示する。
受講生への要望
 後半では、受講生全員が課題図書の発表を行なう(1回・下のリストから選ぶ)。また、自宅で5本程度の映画と5作品程度の自伝・文学作品等(すべてホロコーストに関わるもの)を鑑賞してきてもらう(すべてレビューの課題あり)。つまり、後期は課題が非常に多いことを理解した上で履修すること。なお、鑑賞してきてもらう映画と文学作品等は以下のものを予定している。
 (映画)『シンドラーのリスト』『戦場のピアニスト』『バティニョールおじさん』『愛を読む人』『ライフ・イズ・ビューティフル』
 (文学作品等)ヒトラー『わが闘争』(一部)、ヴィーゼル『夜』、レーヴィ『溺れる者、救われる者』、スピーゲルマン『マウス』I・II、セレニー『人間の暗闇』
評価方法
 出席状況・討論などクラスへの参加度・発表・レポートによって評価する予定でいるが、履修者の人数によっては変更する可能性がある。
授業計画
1.前半の導入
2.聖書の成立
3.聖書の成立
4.聖書の成立
5.聖書の成立
6.キリスト教における愛
7.キリスト教における愛
8.キリスト教における愛
9.キリスト教における正義
10.キリスト教における正義
11.キリスト教における正義
12.苦しみとキリスト教
13.苦しみとキリスト教
14.苦しみとキリスト教
15.まとめ
16.後半の導入
17.ヒトラー・ナチスと反ユダヤ主義
18.ヒトラー・ナチスと反ユダヤ主義
19.ヒトラー・ナチスと反ユダヤ主義
20.ボンヘッファーとその家族と友人
21.ボンヘッファーとその家族と友人
22.ボンヘッファーとその家族と友人
23.ヒトラー政権下の教会
24.ヒトラー政権下の教会
25.ヒトラー政権下の教会
26.ボンヘッファーと反ナチス抵抗運動
27.ボンヘッファーと反ナチス抵抗運動
28.ボンヘッファーとドイツ教会の責任
29.ボンヘッファーとドイツ教会の責任
30.まとめ
自由記述欄

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