コード
JD55-01
授業科目
人間学習10
副題
(「風景芸術」の創造)
副専攻
J1
特記事項
担当者
田窪 恭治
単位
2
期・曜時
前期 火4
対象学年
2・3年
学習目標
人間学習における「風景芸術」の創造は人間の有する生物学的特性を通じた感性により、私達が住む日常生活の中で具体的な「空間」や「環境」に対して独自の表現による新しい空間芸術を生み出す「構想力」を養う授業です。
授業概要
「風景芸術」という言葉をキーワードに古今東西の芸術家が創造した空間芸術を追体験することから独自の表現を組み立てる。
テキスト
『林檎の礼拝堂』(田窪恭治著、集英社)
参考文献・課題図書
『思いもよらぬ空間芸術 金刀比羅宮の美術』
(伊藤大輔著、小学館アートセレクションシリーズ)
『アンリ・マチス 切り絵』
(ギル・ネレ著、TASCHEN)
『オランジュリー絵画館 クロード・モネ「睡蓮」』
(ミシェル・オーグ著、パリ国立美術館連合2006)
受講生への要望
各自下記のものを持参すること。
・A3のクロッキー帳
・フェルトペン(12色)
・色鉛筆(12色)
古今東西の芸術家が創造してきた「空間芸術」を追体験し、さらに自己の表現として実践することによって、社会的な芸術の魅力を感じて欲しい。(定員30〜40名程度)
なお、人数制限を行う可能性があるので、1回目の授業に必ず出席すること。
評価方法
授業への参加度と、最後に提出されるスケッチブックを見て評価します。
授業計画
1.「風景芸術」の説明
2.伊藤若冲が創造した空間芸術の紹介
3.それぞれのスケッチブックの中で伊藤若冲の空間を借りた表現を試みる
4.制作の続き
5.アンリ・マチスが創造した「ロザリオ礼拝堂」の空間芸術の紹介
6.「ロザリオ礼拝堂」の空間を借りた表現
7.制作の続き
8.円山応挙が創造した空間芸術(障壁画)の紹介
9.円山応挙の障壁画空間を借りた表現
10.制作の続き
11.クロード・モネの「オランジュリー美術館(睡蓮の間)」の紹介
12.「オランジュリー美術館(睡蓮の間)」を借りた表現
13.制作の続き
14.聖心女子大学聖堂の窓のデザイン
15.聖心女子大学聖堂の窓のデザイン
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