コード HF13-01
授業科目 美学・芸術学特講Ⅳ
副題 (西洋の音楽美学の歴史(Ⅱ))
副専攻 H1
特記事項
担当者 大愛 崇晴
単位 2
期・曜時 後期 水4
対象学年 2・3・4年

学習目標
 ヨーロッパにおいて音楽がどのように理解されてきたのかを歴史的な視点から振り返ることによって、音楽に対する私たちの理解を見つめ直す。
授業概要
 講義形式で行う。バロック時代(17世紀)から20世紀初頭までの西洋の音楽観を、各時代の理論家や哲学者たちが音楽について書き残したものの内容を検討することによって概観する。音楽以外の美学・芸術論に関するトピックも適宜取り上げる。
テキスト
 なし。
参考文献・課題図書
 国安洋『音楽美学入門』、春秋社、1981年。
 根岸一美・三浦信一郎(編)『音楽学を学ぶ人のために』、世界思想社、2004年(第Ⅰ部「人々はどのように音楽を理解してきたか」)。
 三浦信一郎『西洋音楽思想の近代』、三元社、2005年。
受講生への要望
・西洋音楽史についての基礎的な知識を習得していることが望ましい。
・内容的に連続しているため、美学・芸術学特講Ⅲ(前期)から続けて受講することが望ましい。
評価方法
 出席状況と期末試験
授業計画
1.導入
2.モンテヴェルディとその創作理念①
3.モンテヴェルディとその創作理念②
4.ドイツ・バロックにおける音楽と修辞学
5.啓蒙主義時代のドイツの音楽観
6.ジャン‐ジャック・ルソーの音楽観①
7.ジャン‐ジャック・ルソーの音楽観②
8.ロマン主義と音楽①
9.ロマン主義と音楽②
10.ロマン主義と音楽③
11.ヘーゲルの芸術論と音楽
12.ハンスリックの自律的音楽美学
13.近代音楽学の誕生
14.まとめ
15.期末試験
自由記述欄

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