コード
HA84-01
授業科目
哲学・倫理学特講Ⅴ
副題
(他者の苦しみに応答する倫理)
副専攻
H1
特記事項
担当者
佐藤 紀子
単位
2
期・曜時
前期 月3
対象学年
1(B)・2・3・4年
学習目標
フランスの哲学者エマニュエル・レヴィナスの哲学を学び、現代思想の哲学概念を習得するとともに、受講生ひとりひとりが倫理とはなにかを考え、自分なりの答えを見出すことを目標とします。
授業概要
この授業では、レヴィナスに焦点をあて、現代における倫理の意味を考えることを目的とします。他者とともに生きるとは、他者と分かち合うとはいかなることなのでしょうか。そもそも根源的に可能なのでしょうか。他者について考え抜いたレヴィナスをかいして、下記の授業計画にそって考えていきます。
テキスト
レヴィナス『倫理と無限』西山雄二訳、ちくま学芸文庫、2005年。
参考文献・課題図書
講義内で適宜指示します。
受講生への要望
主体的に授業に参加してください。講義形式を予定していますが、受講者数によっては発表してもらうこともあります。初回は必ず出席すること。
評価方法
平常点(20%)出席(20%)テスト(60%)で評価します。
授業計画
1.イントロダクション
2.〈私〉であることからの逃走
3.異なるもの、他なるもの(1)
4.異なるもの、他なるもの(2)
5.顔
6.他者の身代わり
7.他者の苦しみ
8.他者に応答する責任
9.孤独
10.他者に無関心ではいられないということ
11.他者とともに生きるということ
12.レヴィナスにおける倫理とはなにか
13.まとめ
14.予備日
15.テスト
自由記述欄
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