コード HA21-01
授業科目 哲学概論Ⅰ
副題 (古代と中世の哲学)
副専攻 H1
特記事項
担当者 冨原 眞弓
単位 2
期・曜時 前期 水3
対象学年 1(A)・2・3・4年

学習目標
 西洋哲学の礎を築いた古代ギリシアと中世キリスト教の主概念を通時的に学習する。
授業概要
 物質と精神の二元論、時間と空間の感覚、世界の客観性、世界内存在としての人間、労働の意義と隷属性、宗教と思想の分離、思想信条の自由、権利と義務の相関性など、わたしたちが日常的に使用する語彙や思考回路を、各哲学者・思想家の原著を参考にしつつ、読み解く。前期は古代・中世を中心に、後期は近代・現代を論じる。通年の受講は必須ではないが、哲学の全体像をつかむには、前・後期ともの受講が望ましい。
テキスト
 講義の進展に合わせて随時配布する。
参考文献・課題図書
 講義の進展に合わせて随時配布する。
受講生への要望
 初回授業への出席が受講の必須条件。受講者が多数の場合は筆記(小論文)による選抜をおこなう。
評価方法
 出席重視(3分の1以上の欠席で判定不可)。出席率、小論文等により、総合的に評価する。
授業計画
1.古代哲学概論
2.古代ギリシア哲学の基礎
3.「愛知」から「哲学」へ
4.「神話的エポス・ミュートス」から「哲学的ロゴス」へ
5.「エレア学派」から「ソフィスト」へ
6.「史実のソクラテス」から「プラトンのソクラテス」へ
7.プラトンの哲学・導入
8.プラトンの存在論・認識論
9.王ラトンの神秘主義
10.アリストテレスの方法論
11.キリスト教の中世
12.ギリシア教父の聖書釈義
13.ラテン教父のキリスト教神学
14.講義に関する質疑応答
15.小論文
自由記述欄

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