2012 syllabus

コード	GH61-01
授業科目	日欧比較思想演習Ⅰ(１)
副題
副専攻
特記事項

担当者	水島　陽子
単位	2
期・曜時	前期　水3
対象学年	3年

学習目標

　日本の思想とヨーロッパの思想がどう接触したかという問題を探究するために、文献収集の方法、文献の読み方、研究方法を習得する。

授業概要

　日本を軸として、主としてヨーロッパの文化・思想交渉の問題の中からテーマを選び、文献にあたって発表、討議を行う。

テキスト

　T.ディックス（竹内理訳）『とびきり陽気なヨーロッパ史』筑摩書房
　和辻哲郎『風土』岩波書店

参考文献・課題図書

　武田清子編『思想史の方法と対象―日本と西欧』創文社
　武蔵大学人文学部ヨーロッパ比較文化学科編『ヨーロッパ学入門』朝日出版社
　エドワード　W.サイード（今沢紀子訳）『オリエンタリズム』（上・下）平凡社
　その他、必要に応じて指示する。

受講生への要望

・テーマについて意欲をもって取り組むこと。
・小さなことにも疑問を持ち、自ら探究していくこと。

評価方法

　発表、討議への参加、授業への貢献度、レポートなどによって評価する。

授業計画

１．序論１　思想とは何か・思想史の方法と対象
２．序論２　比較と関係性
３．ヨーロッパと地中海
４．ヨーロッパと北海・大西洋
５．ヨーロッパと森
６．『風土』１
７．『風土』２
８．『風土』３
９．ヘレニズム
10．ヘブライズム
11．ゲルマン・ケルト
12．非ヨーロッパ世界とヨーロッパ
13．オリエンタリズム
14．EU
15．まとめ

自由記述欄

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