コード GD21-01
授業科目 国際経済学
副題
副専攻 G1
特記事項
担当者 古川 純子
単位 4
期・曜時 通年 火2
対象学年 2・3・4年

学習目標
 国際経済社会を見る確かな目を養うことを目的とします。グローバル経済を理解するために必要な国際経済学の基本的知識と理論を習得します。国際経済ゼミ希望の学生には今後の研究の基礎を作ります。
授業概要
 グローバル経済を理解するために必要な国際経済学の基本的知識と理論、制度、歴史の解説を講義形式で行います。資本主義発達史、国際貿易理論、国際金融理論、国際マクロ理論を学びつつ、グローバル化した現在の世界情勢を俯瞰していきます。
テキスト
 高橋信弘『国際経済学入門 グローバル化と日本経済』ナカニシヤ出版、2009、¥2940.
参考文献・課題図書
 授業中に適宜指示します。
受講生への要望
 グローバル経済をより本質的に理解するために,理論解説にも力を入れるため、「経済学概論」や「経済理論入門」を履修済み、もしくは履修中であることは講義を理解するために役立つかもしれません。基本的な経済用語が理解されていることを前提に講義します。しかし本講義の内容が難解なわけではありません。(履修済みでないと登録エラーが出るわけではありません。疑問がある場合は担当者に相談してください。)
評価方法
 期末試験重視。中間試験,出席や提出物提出状況などを加味して総合的に評価します。
授業計画
1.経済学と何か、応用経済学の種類,グローバル化とは何か
2.資本主義発達史 産業革命から第二次世界大戦
3.第二次世界大戦後の世界経済体制 (1)国際金融体制
4.第二次世界大戦後の世界経済体制 (2)国際貿易体制
5.戦後国際金融通史 (1)
6.戦後国際金融通史 (2)
7.戦後国際金融通史 (3)
8.海外取引と国際収支
9.国際収支調整理論 アブソープションアプローチ,弾力性アプローチ
10.外国為替市場
11.外国為替レートの決定理論
12.デリバティヴ取引
13.つづき
14.カジノ化した国際金融市場の現状と問題点
15.中間試験
16.外国貿易乗数と国民所得水準の決定
17.開放経済のマクロ経済政策 マンデル・フレミング・モデル
18.貿易の基本モデル 部分均衡分析 貿易モデル
19.貿易の基本モデル リカード・モデル
20.貿易の基本モデル ヘクシャー=オリーン・モデル
21.ヘクシャー=オリーン・モデルによる諸定理
22.完全競争と貿易政策
23.つづき
24.不完全競争と貿易政策
25.台頭する中国ほか新興国
26.国際要素移動の基礎理論
27.地域統合の現状とその理論
28.つづき
29.西から東へ 変わりゆく世界経済構造
30.期末試験
自由記述欄

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