コード GC81-01
授業科目 国際政治演習Ⅰ(1)
副題 (第二次世界大戦以降現代に至る日本の政治・外交史)
副専攻
特記事項
担当者 関場 誓子
単位 2
期・曜時 前期 月4
対象学年 3年

学習目標
 通常の授業では、日本の政治や外交に対する問題意識を醸成する。そのほかに、対外的な討論会や他大学との合同セミナーを通じて、そうした問題意識を的確に発信する能力の育成を図る。
授業概要
 この演習では、第二次世界大戦以降現在に至る日本外交の歩みを振り返り、21世紀における日本外交のあり方を模索する。実際に外交交渉に携わった人達との懇談の機会も設け、「外交とは何か」「日本の役割はどのようなものであるべきか」を改めて考えてみたい。演習は、授業時間中の本ゼミ(詳細は授業計画参照)と授業外のサブ・ゼミの2本柱からなる。本ゼミでは、国際社会の現状と、その中での日本外交のあり方を文献講読の形で模索する。サブ・ゼミでは、前期には、①他大学との合同ゼミ(6月「世界とアメリカセミナー」)、②国際交流特殊講義(8月)、後期には、③聖心祭におけるゼミ発表(10月)、④他大学との合同ゼミ(「安全保障」)(12月)等の諸行事に参加するための準備を行う。
テキスト
 五百旗頭真編『戦後日本外交史』有斐閣アルマ
 栗山尚一他『外交証言録 沖縄返還・日中国交正常化・日米「密約」 』
 田中明彦著『安全保障』読売新聞社
参考文献・課題図書
 授業中に紹介する。
受講生への要望
 日本外交のあるべき姿とはという問題意識を持ちながら臨んでほしい。
評価方法
 授業への貢献度(研究発表や質疑応答を含む)と、レポートによる。
授業計画
1.前期の授業予定や参考文献の紹介等
2.学生による発表および議論(第2次世界大戦に至る日本外交)
3.学生による発表および議論(1940年代後半の占領期日本外交
4.学生による発表および議論(1950年代の日本外交)
5.学生による発表および議論(1960年代の日本外交)
6.学生による発表および議論(1970年代の日本外交)
7.学生による発表および議論(1980年代の日本外交)
8.学生による発表および議論(1990年代の日本外交)
9.学生による発表および議論(2000年代の日本外交)
10.他大学との合同セミナー「世界とアメリカ」準備
11.他大学との合同セミナー「世界とアメリカ」準備
12.国際交流特殊講義グループ・ディスカッション準備
13.国際交流特殊講義グループ・ディスカッション準備
14.国際交流特殊講義グループ・ディスカッション準備
15.前期授業の総括
自由記述欄
 日本外交についての学びを通じ、体系的に、ものごとを理解し、かつ表現する力の醸成に努める。

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