コード
EK38-01
授業科目
日本の宗教3
副題
(歴史にみる神の諸相と神仏関係)
副専攻
A1・E1
特記事項
担当者
遠藤 潤
単位
2
期・曜時
前期 月4
対象学年
2・3・4年
学習目標
・日本の神についての基礎的な知識を得る。
・神仏関係について、史実に基づいて理解する。
・現代の神社や諸神に対する信仰との関係について、自分なりに説明できるようになる。
授業概要
この講義では、日本の神に対する信仰(神祇信仰)について、歴史的文脈の中で理解する。歴史上特徴のある主要な信仰を取り上げ、同時代の社会の中で、特に他の宗教・信仰との関係を把握しながら神祇信仰を考察する。また、現在のわれわれの身の回りにある神との関わりについて考える。
テキスト
特に指定しない。毎回、必要な資料を配布する。
参考文献・課題図書
伊藤聡・遠藤潤・松尾恒一・森瑞枝『日本史小百科 神道』東京堂出版、2002年
*各回の参考文献は適宜紹介する。
受講生への要望
高校の日本史などを通じて自分がこれまで学んできたことや、初詣や観光など通じてこれまで触れてきた神を適宜思い出し、授業内容と照らしあわせて理解を深めてほしい。当方も斯く心掛けます。
評価方法
平常点(小レポート等)10%、中間レポート30%、期末試験60%
授業計画
1.ガイダンス
2.神道の「古典」―何が「神典」とされてきたか―
3.平安時代の神社と制度―「延喜式」ほか―
4.八幡神信仰
5.二十二社、一宮、総社
6.神仏習合説の発達―神と仏教―
7.御霊信仰・天神信仰
8.熊野信仰
9.武家と神社信仰(厳島神社・鶴岡八幡宮)
10.中世神道説
11.吉田神道
12.近世の宗教制度と神社・神職―諸社禰宜神主法度ほか―
13.近世神道説―「古道の学」を中心に―
14.明治維新前後の神仏関係
15.まとめ・試験
自由記述欄
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