コード
EB16-01
授業科目
社会心理学特講6
副題
(犯罪心理学の現在)
副専攻
E1
特記事項
担当者
桐生 正幸
単位
2
期・曜時
前期 集中
対象学年
2・3・4年
学習目標
犯罪心理学とは、異常性の高い犯罪者のみを対象にする学問ではないことを理解した上で、犯罪捜査、地域防犯などの多様なアプローチや知識を習得する。
授業概要
講義形式で行われるが、犯人像推定などの課題に関しては、グループ討議を経て、発表を行ってもらう。犯罪学の基礎知識、精神医学的、社会心理学的、統計学的な手法による犯罪へのアプローチを学んでもらう。
テキスト
桐生正幸「犯罪心理学研究法」(福村出版)8月出版予定
参考文献・課題図書
受講生への要望
講義中、猟奇的殺人事件の事例紹介や映像などストレスの高い資料がある場合があるので、提示前の事前告知に注目してください。
評価方法
出席状況と最終レポートによって評価する。
授業計画
1.犯罪心理学とは何か:関係司法機関の紹介、構成要素の紹介
2.犯罪学から1:ロンブローゾ前後、実証主義的犯罪学など
3.犯罪学から2:ロンブローゾ以後、デュルケムなど
4.犯罪学から3:シカゴ学派、各種理論など
5.非行心理学:少年犯罪の実際、社会学の主要な理論など
6.犯罪と記憶1:目撃証言、裁判員制度など
7.犯罪と記憶2:ポリグラフ検査①ウソは発見できるか
8.犯罪と記憶3:ポリグラフ検査②事例から見る犯罪事象
9.防犯の心理:環境犯罪学、地域防犯、子どもの防犯など
10.捜査心理学1:科学捜査の実際、法医学、法化学、法心理学
11.捜査心理学2:犯罪者プロファイリング①FBI方式など
12.捜査心理学3:犯罪者プロファイリング②カンター方式など
13.捜査心理学4:犯罪者プロファイリング③地理分析、事例など
14.事件を分析する:グループによる犯人像指定
15.まとめ:最終レポートの作成
自由記述欄
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