コード
DG53-01
授業科目
西洋史演習Ⅱ・Ⅲ-3
副題
(知識人論の多様性)
副専攻
特記事項
担当者
桑名 映子
単位
4
期・曜時
通年 火3
対象学年
3・4年
学習目標
「知識人」論の変遷について学び、ヨーロッパ史のなかで「知識人」が演じてきた役割について考察する。
授業概要
「知識人」について論じたテキストを読み、内容をまとめてそれぞれの担当週に発表する。4年生による卒業論文の中間報告、3年生によるレポートの中間報告もおりこんでいく。
テキスト
サイード『知識人とは何か』平凡社、1998年
シャルル『知識人の誕生』藤原書店、2006年
その他、授業中に指示する。
参考文献・課題図書
必要に応じて授業中に指示する。
受講生への要望
全員が毎週必ずテキストを読み、発言できるよう準備してきて下さい。3年生は基礎固めの時期です。授業で指定されたテキスト以外にも色々な分野の本を読み、視野を広げましょう。4年生はこれまでの勉強をもとに、卒業論文に取り組みましょう。
評価方法
授業中の発表とディスカッションへの貢献度、レポート、平常点(出席状況を含む)を加味して、総合的に評価する。
授業計画
1.第1週 前期イントロダクション(授業内容の説明と発表担当週決定)
2.第2週 サイード『知識人とは何か』より抜粋(1)
3.第3週 サイード『知識人とは何か』より抜粋(2)
4.第4週 シャルル『知識人の誕生』より抜粋(1)
5.第5週 シャルル『知識人の誕生』より抜粋(2)
6.第6週 4年生卒論中間報告(前半)
7.第7週 4年生卒論中間報告(後半)
8.第8週 ゾラ『時代を読む』より抜粋
9.第9週 バンダ『知識人の裏切り』より抜粋
10.第10週 グラムシ『知識人と権力』より抜粋
11.第11週 マンハイム『イデオロギーとユートピア』より抜粋
12.第12週 サルトル『知識人の擁護』より抜粋
13.第13週 3年生レポート発表(前半)
14.第14週 3年生レポート発表(後半)
15.第15週 前期のまとめと復習
16.第1週 後期イントロダクション(発表担当週決定)
17.第2週 4年生卒論中間報告(前半)
18.第3週 4年生卒論中間報告(後半)
19.第4週 リンガー『読書人の没落』 より抜粋(1)
20.第5週 リンガー『読書人の没落』 より抜粋(2)
21.第6週 Collini, Public Moralists より抜粋(1)
22.第7週 4年生卒論中間報告(前半)
23.第8週 4年生卒論中間報告(後半)
24.第9週 Collini, Public Moralists より抜粋(2)
25.第10週 3年生レポート発表(前半)
26.第11週 3年生レポート発表(後半)
27.第12週 Berlin, Russian Thinkers より抜粋(1)
28.第13週 Berlin, Russian Thinkers より抜粋(2)
29.第14週 Jacoby, The Last Intellectuals より抜粋
30.第15週 後期のまとめと復習
自由記述欄
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