コード DD15-01
授業科目 西アジア近代史
副題 (嗜好品から見るイスラム社会)
副専攻 A1・D2
特記事項
担当者 山口 昭彦
単位 4
期・曜時 通年 木4
対象学年 1(B)・2・3・4年

学習目標
 われわれにとっても身近な嗜好品がどのように西アジアのイスラム社会に受け入れられていたかを考えることで、この地域の歴史を理解するための手がかりをつかんでもらいます。
授業概要
 サファヴィー朝期(1501-1722)からカージャール朝期(1796-1925)にかけて、イランでは葡萄酒、阿片、煙草、珈琲、紅茶など、さまざまな嗜好品が流行しました。これら嗜好品が当時の社会にどのように受け入れられ、定着し、さらには別の嗜好品に取って代わられていったのかを考えることで、近世から近代にかけてのイラン社会の変容を描き出すことをめざします。
テキスト
 毎回、資料を配布する。
参考文献・課題図書
 永田雄三・羽田正『成熟のイスラーム社会』(中公文庫 世界の歴史)、中央公論新社、2008年。
受講生への要望
 積極的な質問を期待しています。
評価方法
 学期末試験による。
授業計画
1.前期授業概要説明
2.視覚教材によるイラン史入門
3.サファヴィー朝の成立と発展1
4.サファヴィー朝の成立と発展2
5.サファヴィー朝の成立と発展3
6.葡萄酒1
7.葡萄酒2
8.阿片1
9.阿片2
10.煙草1
11.煙草2
12.珈琲1
13.珈琲2
14.総括
15.定期試験
16.後期授業概要説明
17.カージャール朝の成立と発展1
18.カージャール朝の成立と発展2
19.カージャール朝の成立と発展3
20.葡萄酒1
21.葡萄酒2
22.阿片1
23.阿片2
24.煙草1
25.煙草2
26.珈琲から紅茶へ1
27.珈琲から紅茶へ2
28.喫茶店の登場1
29.喫茶店の登場2
30.定期試験
自由記述欄

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