コード CG37-01
授業科目 日本文化研究Ⅲ
副題 (諺からみる日中文化の違い)
副専攻 A1・C1
特記事項
担当者 陳 力衛
単位 2
期・曜時 前期 金1
対象学年 2・3・4年

学習目標
 異文化交流の視点で日中文化交流史の一側面を明らかにするとともに、ことわざに反映されている日本と中国の歴史文化や世界観を知ってもらう。
授業概要
 ことわざは各国の文化においてもっとも民族の英知、生活の知恵を凝縮させた表現であり、長い歴史の流れの中で形成されたものが多いため、文化や歴史を知るためなら、または異文化との比較を行うなら、格好の材料としてよく取り上げられている。とくに、日本と中国は文化的に長い付き合いがあり、ことわざの表現も中国由来のもあれば、日本独自のものもある。その表現の違いから文化の違いを見ていく。
テキスト
 日本の諺・中国の諺 陳力衛(著)明治書院
参考文献・課題図書
 四字熟語の辞典 三省堂
受講生への要望
 普段から成語・四字熟語・ことわざに対して関心をもつ。
評価方法
 一つの諺を取り上げてレポートを出してもらう
授業計画
1.ことわざの現状
2.文化の比較から見たことわざ(腐っても鯛)
3.猫に小判・対牛弾琴・馬耳東風
4.石の上にも三年・石橋を叩いて渡る
5.犬も歩けば棒に当たる・けがの功名
6.二階から目薬・氷山の一角
7.情けはひとのためならず・軒を貸して母屋を取られる
8.我田引水・針小棒大
9.人間到る処青山あり・住めば都
10.風流韻事・柳暗花明・花鳥風月
11.明鏡止水・落花流水
12.呉越同舟・臥薪嘗胆
13.傍若無人・四面楚歌
14.君子豹変・狼子野心
15.まとめ
自由記述欄

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