2012 syllabus

コード	CB31-01
授業科目	古典文学研究Ⅰ
副題	（万葉挽歌の世界）
副専攻	C1
特記事項

担当者	神野志　幸恵
単位	2
期・曜時	前期　月2
対象学年	2・3・4年

学習目標

　万葉集の挽歌を取り上げて、その歴史的展開や、表現の特色に留意しながら読解する。

授業概要

　講義形式で行う。万葉集の代表的挽歌作品を読む。

テキスト

　『万葉集(本文編）』(塙書房）

参考文献・課題図書

　『万葉集鑑賞辞典』（講談社学術文庫）

受講生への要望

　授業は積み上げによって成り立つ。欠席しないこと。

評価方法

　出席点及び試験による。出席を重視する。

授業計画

１．『古事記』の大御葬歌
２．『日本書紀』の歌謡
３．有間皇子にかかわる歌（141、142歌等）
４．近江朝挽歌群（１）――大殯の時の歌等
５．近江朝挽歌群（２）――倭大后の歌を中心に
６．額田王の山科御陵を退散するときの歌（155歌）
７．大来皇女と大津皇子（163～166歌、416歌）
８．草壁皇子挽歌（167～169歌）
９．泣血哀慟歌（207～216歌）
10．吉備津采女挽歌（217～219歌）
11．志貴親王挽歌（230～234歌）
12．大伴旅人の亡妻挽歌（438歌等）
13．日本挽歌（794～799歌）
14．安積皇子挽歌（475～480歌）
15．まとめ

自由記述欄

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