コード
AS28-01
授業科目
情報産業論
副題
副専攻
特記事項
担当者
田中 辰雄、他2名
単位
2
期・曜時
前期 火3
対象学年
1(A)・2・3・4年
学習目標
情報産業についての全般的な知識を講義する。将来、IT業界、通信業界、コンテンツ業界、インターネット関連業界に就職したい人に役立つ事を目的とする。
授業概要
1部では情報産業の全般像とコンピュータとネットのビジネス利用について講義する。2部では、インターネット上での情報共有の仕組みとその可能性、これに関連した著作権問題についてとりあげる。3部では、著作権の経済学的分析とともに情報産業の一人勝ち傾向と日本のコンテンツ産業について講義する。
テキスト
特になし
参考文献・課題図書
特になし
受講生への要望
インターネット、コンピュータ、IT系のビジネス、映画・音楽・アニメなどのコンテンツのどれかに興味のある人の受講が望ましい。
評価方法
最終回に筆記試験を行う。講義内容からとったテーマ候補からいくつか選んで論じる形式の試験である。
授業計画
1.情報産業とは?(情報産業にはどんな会社や仕事があるか)
2.コンピュータ産業の歴史(大型コンピュータからネットへ)
3.ネットと消費者(電子商取引、新しいマーケティング)
4.情報システムと組織(アウトソーシング、オフショアリング)
5.ウィキペディア:素人のコラボレーションがプロと競争する世界
6.メディア産業とネット上の無料コンテンツ
7.著作権と取引費用
8.著作権、ライセンスと取引費用
9.著作権:私的コピーはどこまで許されるべきか(理論編)
10.著作権:私的コピーはどこまで許されるべきか(実証編)
11.ネットワーク効果:Windows,iPhoneの一人勝ちの理由
12.コンテンツ:アニメは世界に売れ、テレビドラマは売れないのはなぜ?
13.外部講演者講演(予定としてはメディア産業の従事者)
14.試験(授業内容についての簡単な試験)
15.予備日(質疑応答・テーマディスカッション)
自由記述欄
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