コード AL15-01
授業科目 上級日本語1-2
副題
副専攻
特記事項
担当者 安田 芳子
単位 1
期・曜時 後期 金4
対象学年 1・2・3・4年

学習目標
 帰国子女入試での入学者、学部留学生で1年日本語と2年日本語の単位取得者、及び交換留学生を対象とする。言葉と文化の関係、日本語語彙の意味の広がり、そこに潜む考え方、論理などを考察し、日本語運用能力、豊かな表現力のより一層の向上を目的とする。
授業概要
 『ことばと文化』を読み、分担箇所の要約・内容の分析・意見を発表し、それに対してクラスでディスカッションを行う。最後にレポートにまとめる。同様の方法で『日本語 表と裏』を読み、何気なく使っている語彙について表の意味、裏の意味、言葉に潜む考え方を分析する。漢字テキストを使って大学生レベルの漢字力を各自で習得し、毎回小テストを行う。
テキスト
 鈴木孝夫『ことばと文化』岩波書店 1973
 森本哲郎『日本語 表と裏』新潮社 1988
 板野博行『漢字元1938』アルス工房 2005
参考文献・課題図書
 司馬遼太郎・ドナルド・キーン『日本人と日本文化 改版』中央公論新社 1996
 その他クラスで適宜紹介
受講生への要望
 日本語そのものに興味を持ち、テキストの内容を楽しみながら理解し、豊かで自然な日本語の表現力の習得を目指してほしい。課題発表、ディスカッションには積極的に参加すること。
評価方法
 発表、提出物、レポート、漢字小テスト、出席などにより総合的に評価する。
授業計画
1.『ことばと文化』第1章①
2.『ことばと文化』第1章②
3.『ことばと文化』第2章①
4.『ことばと文化』第2章②
5.『ことばと文化』第3章①
6.『ことばと文化』第3章②
7.『ことばと文化』第5章①
8.『ことばと文化』第5章②
9.『日本語 表と裏』① 「よろしく」「やっぱり」
10.『日本語 表と裏』② 「虫がいい」「どうせ」
11.『日本語 表と裏』③ 「いい加減」「しとしと」
12.『日本語 表と裏』④ 「かみさん」「わたし」
13.『日本語 表と裏』⑤ 「まあまあ」「どうも」
14.『日本語 表と裏』⑥ 「もったいない」「意地」
15.『日本語 表と裏』⑦ 「いいえ」 総まとめ
自由記述欄

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