コード
YD32-01
授業科目
国際教育特殊研究2
副題
(学力の国際比較研究)
副専攻
特記事項
担当者
澤野 由紀子
単位
2
期・曜時
前期 金2
対象学年
院生のみ
学習目標
国際比較の視座からの教育問題へのアプローチの方法を習得し、批判的思考力を高める。
授業概要
本授業では、1990年代以降の北欧の生涯学習政策に焦点をあてながら、一つの生涯学習圏を目指すヨーロッパの中での教育・生涯学習の「北欧モデル」の位置付けや、他の地域・国への「北欧モデル」の影響関係について考察する。これによって、グローバル化の進むなかで地域(region)を単位として分析する比較教育学研究の有効性についても検討することを目的とする。
テキスト
和文および英文テキストのプリントを配布する。
参考文献・課題図書
松下佳代編『“新しい能力”は教育を変えるか―学力・リテラシー・コンピテンシー』ミネルヴァ書房、2010年
大桃敏行他編『教育改革の国際比較』ミネルヴァ書房、2007年
佐藤学・澤野由紀子・北村友人『揺れる世界の学力マップ』明石書店、2009年
その他授業中に紹介する。
受講生への要望
事前の所定の資料を必ず読んで授業に参加し、積極的に討議に参加すること。
評価方法
平常点、授業時の分担報告、提出レポート等により、総合的に評価する。
授業計画
1.オリエンテーション:本授業の目的と学力の国際比較研究の意義;受講者の研究関心についての討議
2.「知識基盤型社会」における「新しい学力観」の諸相
3.PISA型学力とは何か
4.OECDとEUのキー・コンピテンシーとその測定方法
5.学力の国際比較研究(1)
6.学力の国際比較研究(2)
7.学力の国際比較研究(3)
8.学力の国際比較研究(4)
9.学力の国際比較研究(5)
10.学力の国際比較研究(6)
11.学力の国際比較研究(7)
12.学力の国際比較研究(8)
13.学力の国際比較研究(9)
14.学力の国際比較研究(10)
15.まとめの討論
自由記述欄
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