コード
YD16-01
授業科目
教育実践特殊研究6
副題
(カリキュラム開発と教育工学の研究方法)
副専攻
特記事項
担当者
永野 和男
単位
2
期・曜時
後期 木3
対象学年
院生のみ
学習目標
教育工学の研究方法を理解し、自らの教育実践研究に役立てる。教育工学、情報教育、実践研究などを研究テーマにもつ学生と、研究テーマを共有し、研究方法論を検討する。
カリキュラム開発・教育実践研究を教育工学研究としてまとめあげる方法について、先行研究、自らの研究課題を事例として探求する。
授業概要
教育実践研究には、定型的な研究方法論はない。研究のテーマ、参加できる実践の場、研究の中の実践や位置付けにより、適切な方法を選択しなければならない。この授業では、自らの研究課題や研究目的を受講者間で共有しながら、さまざまな実践研究の方法を検討していく。
自らの研究課題の目的を明確にさせながら、研究計画を見直し、必要な手順、方法、データの解釈などを検討する。授業研究、カリキュラム開発、情報教育の教材開発などを対象とした研究レベルの討論を進める。
テキスト
特になし、必要な論文・資料などを配布
参考文献・課題図書
日本教育工学論文誌、教科教育学会誌等の関連論文
受講生への要望
問題を共有するため、教育工学、情報教育、教育実践研究を研究テーマにしている院生が望ましい。
実践を研究誌の査読にパスするレベルまでに仕上げる努力が必要である。
評価方法
討論・レポートなど
授業計画
1.教育実践研究と教育工学研究
2.実践研究モデルとデザイン(1)~実践の位置付け~
3.実践研究モデルとデザイン(2)~事例研究~
4.教育実践研究の方法論(1)~基本的な考え方~
5.教育実践研究の方法論(2)~研究論文を読んでの検討~
6.教育実践研究の方法論(3)~研究論文を読んでの検討~
7.カリキュラム開発と実践研究
8.カリキュラム構成を支える理論(1)
9.カリキュラム構成を支える理論(2)
10.各人の研究テーマにおける研究デザインの検討
11.実践研究におけるコンピュータの活用(1)
12.実践研究におけるコンピュータの活用(2)
13.データの分析と読み取り
14.実践研究を論文としてどうまとめるか
15.まとめと考察
自由記述欄
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