2012 syllabus

学習目標

　「家族」を考えるとき、われわれは自分たちの経験してきた家族形態や家族の振る舞いが世界に普遍的に当てはまるものと考えがちである。本講義では、家族の多様なあり方を概観することを通し、それらの共通点と相違点がなぜ生じるかについて理解できるようになることを目指す。

授業概要

　「家族」に関連したトピックについて、歴史的・文化的・進化的背景を検討した研究を概観する。これを通して、家族をめぐる昨今の様々な問題について、受講生全員で議論していく。

テキスト

　適宜指示する。

参考文献・課題図書

受講生への要望

　各々が主体的に疑問点を考え、議論することが大切です。受け身になるのではなく、積極的な取り組みを期待します。

評価方法

　授業への参加の様子および発言などから総合的に判断する。

授業計画

１．オリエンテーション
２．結婚①
３．結婚②
４．出産①
５．出産②
６．子育て①
７．子育て②
８．きょうだい関係①
９．きょうだい関係②
10．反抗期①
11．反抗期②
12．自立①
13．自立②
14．祖父母と孫①
15．祖父母と孫②

自由記述欄